池江璃花子「白血病パニック」のドミノ倒し波紋(2)日大ブランド回復の切り札

池江璃花子「白血病パニック」のドミノ倒し波紋(2)日大ブランド回復の切り札

池江璃花子「白血病パニック」のドミノ倒し波紋(2)日大ブランド回復の切り札

 森会長の「仕方ない」、桜田五輪相の「ガッカリ」という一連の発言は、池江人気のアテが外れて右往左往する様を表しているようだが、池江が4月に入学する日本大学の対応からも動揺が伝わってくる。スポーツライターが顛末を説明する。

「日大は他大学と熾烈な勧誘競争を繰り広げた末、昨年4月に入学内定を取り付けました。池江は中学時代から指導を仰いだ恩師のもとを離れ、日大出身の現在の三木二郎コーチ(35)と東京五輪を目指すことが発表されたのです。その直後の5月にあのアメフト事件です。一時は早大か東洋大に進路変更するのでは、という噂も飛び交いました」

 しかし昨年10月、池江が日大のスポーツ科学部のAO入試に合格したことが明らかになった。

「最後は日本一のマンモス大学の潤沢な資金が決め手になったとも言われています。失墜した日大ブランドの回復に、池江は欠かせない存在だったと周囲はみていました。なにせ、東京ドームや横浜スタジアムなどに掲げていた『スポーツ日大』の看板を外したばかりか、91億円という多額の助成金も35%カットされたりと、アメフトスキャンダルで想像以上の打撃を受けていた。今回の対応を見ても、HP内ですぐに『全面支援』を打ち出した。この特別扱いの裏に、『スポーツ日大』の再アピールがモロに見えます」(スポーツライター)

 池江ショックはドミノ倒しのごとく、テレビ業界にも広がった。

「競泳中継といえば、日本選手権(20年は五輪選考会を兼ねる)を放映するNHKと、今年7月に開催される世界水泳選手権を放映するテレ朝です。特にテレ朝は、長年、競泳に力を注いできていて、昨夏も池江旋風が吹き荒れたパンパシフィック水泳を4夜連続ゴールデンタイムで放送した。今年の世界水泳選手権は時差に悩むこともない韓国開催ですし、金メダリストは東京五輪出場切符を手にできる大会だけに、『目標は金!』と宣言していたエース・池江の欠場は、視聴率だけでなく、番組構成にも影響しそうです」(スポーツ紙記者)

 ただし、テレ朝関係者は焦った顔は見せていないという。スポーツ中継関係者が明かす。

「ここ数年、日本テレビと視聴率争いを繰り広げる原動力の一つがスポーツ中継なのですが、(非難を浴びた桜田五輪相の)『がっかり』=『落胆』だけに、世間から同じように見られることを懸念して、決して嘆き節を吐きません。平静を装っていますよ。池江以外にも男子のエース格・萩野公介(24)をはじめ、リオ五輪メダリストの瀬戸大也(24)や坂井聖人(23)、池江の親友の今井月(18)ら注目選手をしっかりと長年マークして映像を蓄積している自負もあるようです。とはいえ他選手の不調もあって、池江に対する期待がずば抜けて高かっただけに、ショックは大きいと思います」

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