カーリング強豪・北海道銀行から女子4人脱退 活動継続もスポンサー不在で大ピンチ!

カーリング強豪・北海道銀行から女子4人脱退 活動継続もスポンサー不在で大ピンチ!

北海道銀行が契約終了を発表した4人(左から船山、小野寺、吉村、近江谷)/(C)共同通信社

 別々の道を歩む。

 11日、女子カーリングの強豪・北海道銀行が4人の選手との契約終了を発表。4人は「フォルティウス」として活動を継続し、あとの2選手は2026年ミラノ五輪に向けて若手育成に舵を切った「北海道銀行女子カーリング部」の一員として活動する。

 抜けたのは10年バンクーバー五輪代表の近江谷杏菜、14年ソチ代表の船山弓枝と小野寺佳歩、スキップ吉村紗也香の主力4人。今年9月、北京五輪選考会を戦ったメンバーだ。

 選手たちと北海道銀行サイドの話し合いが行われたのは9月下旬。北京五輪選考会でロコ・ソラーレに敗れ、26年のミラノ五輪を目指す中で、若手強化を重視する北海道銀行サイドの方針と、選手サイドの意見が合わず、物別れに終わったようだ。

 その結果、契約終了となる彼女たちはスポンサー不在という危機に立たされている。

 チームでトレーナーを務め、4人と活動を続ける松井浩二氏は「大ピンチです」と、こう言う。

■スポンサー、コーチ探しに奔走

「スポンサーに関しては北海道銀行さんの関連4社と11月末で契約終了となり、現状、12月からはカーリングメーカーの1社だけ。今日から新しいスポンサーさんを探していくことになる。私はトレーナーでもありますが、営業もひとりでやっているので、これから挨拶回りをすることになると思います。でも、シーズン途中のこのタイミングなので、厳しいかなと。企業さんはシーズンごとに予算を出されていると思うので、(スポンサーなしでの経営も)覚悟しています。現在はコーチも不在。選手4人とトレーナーの私だけとなります」

 そして、こう続ける。

「企業や状況にもよるとは思いますが、1シーズンでチームにかかる金額は約4000万〜5000万円。会社からの雇用という形で給料をもらって選手の生活を維持する場合もあります。(北海道銀行から離れた)4人のうち3人は北海道銀行社員という形で勤務しながら競技を続けてきました」

 3選手は職も失った形。厳しい冬になりそうだ。

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