錦織圭ウィンブルドン3回戦へ 初戦に続き“省エネ勝利”の裏側

【ウィンブルドン選手権】錦織圭がキャメロン・ノーリー圧倒し3回戦へ 精神的余裕か

記事まとめ

  • 錦織圭がウィンブルドン選手権2回戦でキャメロン・ノーリーに圧勝した
  • 現地で取材する放送関係者は、錦織について「精神的に余裕がある」と話している
  • 杉田祐一、内山靖崇が予選を勝ち上がったのもプラスになっているとか

錦織圭ウィンブルドン3回戦へ 初戦に続き“省エネ勝利”の裏側

錦織圭ウィンブルドン3回戦へ 初戦に続き“省エネ勝利”の裏側

今のところ死角は見当たらず(C)ロイター

「ストレートで勝ててよかった。いいプレーができたし、特に最終セットは完璧な内容だった」――。

 ウィンブルドン選手権男子シングルス2回戦で圧勝した錦織圭(29)が満足そうな表情を見せた。

 この日は世界ランキング55位のキャメロン・ノーリー(23=英国)相手に終始、圧倒した。鋭く正確なフォア、バックを繰り出し、武器であるネットプレーでは巧みなラケットさばきを何度となく披露。地元の英国選手を、わずか1時間48分で退け、初戦(2時間10分)に続くストレート勝ちで3回戦進出を決めた。

 試合後の錦織は「プレーがすごい安定して自分がミスをしなさそうだと感じたのは3セット目。2、3ゲーム目ぐらいにミスなくプレーできそうだ、という感覚があった」と、手応えを口にする余裕も見せた。

「昨年、芝でのプレーが分かったような感覚があった。それがリラックスできる要因のひとつかもしれない」と自己分析した通り、フィジカル、メンタル両面での充実が好調につながっているようだ。

 現地で取材する放送関係者がこう明かす。

「開幕前から錦織の表情は明るく、エキシビションゲームでは、アンダーサーブを決めていた。グランドスラムを前に遊び心が出せるのは、精神的に余裕があるからこそでしょう。今回、帯同している気心の知れるダンテ・ボッチーニ・コーチの存在に加え、杉田(祐一)、内山(靖崇)が予選を勝ち上がったのも錦織にはプラスになっている。特に同じアカデミー育ちの内山が初めてメジャー本戦に駒を進めた際には、自分のことのように喜んでいた。ウィンブルドンを前に長らく大会をサポートする現地の日本人家族によって激励会が開かれ、錦織は毎回、英気を養う場として気に入っているそうです。若手の成長に刺激を受けた上に、周囲のバックアップも受けていることが、今大会の好調なプレーにつながっているのでしょう」

 世界71位のスティーブ・ジョンソン(29=米国)との3回戦でも、パフォーマンスを発揮できるか。

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