朝青龍「蒙大統領特使」に “犬猿の仲”白鵬と抗争再勃発

朝青龍が「モンゴル大統領特別大使」任命で “犬猿の仲”白鵬と抗争再勃発か

記事まとめ

  • 元横綱・朝青龍ことドルゴルスレン・ダグワドルジがモンゴル大統領特別大使に
  • 7月の選挙で当選したバトトルガ大統領を支援し、対日外交の特別大使に任命された
  • 朝青龍が国技館に顔を出すようになると懸念されるのが横綱・白鵬との衝突だという

朝青龍「蒙大統領特使」に “犬猿の仲”白鵬と抗争再勃発

朝青龍「蒙大統領特使」に “犬猿の仲”白鵬と抗争再勃発

角界では知らない者がいないほどの犬猿の仲(C)日刊ゲンダイ

 モンゴル大統領特別大使――何やら仰々しい肩書を手に入れたのが、元横綱・朝青龍ことドルゴルスレン・ダグワドルジ(36)だ。

 朝青龍は7月の選挙で当選したバトトルガ大統領を支援。対日外交の特別大使に任命されたのは、その功績だという。

 朝青龍は「元横綱」の肩書を生かし、日蒙の関係を深めるために国技館に頻繁に顔を出すようになるだろう。となると懸念されるのが、横綱・白鵬(32)との衝突だ。

 この2人、角界では知らない者がいないほどの犬猿の仲。朝青龍は近年、ツイッターで白鵬をかばうことがあるが、それはあくまで「土俵でモンゴル人が差別されている」と感じてのケースだ。

 両者は土俵上で睨み合ったこともあり、白鵬は朝青龍の優勝回数25回を塗り替えた際、「あの男を超えられて良かった」と、言い放っていた。

■タニマチも奪われて…

 ある相撲記者は「朝青龍の方が対抗心を剥き出しにしていた」と、こう話す。

「2人とも父親はモンゴル相撲の力士。しかし、白鵬の父は日本で言うところの横綱。メキシコ五輪(1968年)のレスリングで銀メダルを獲得し、モンゴル初の五輪メダリストとなった。その知名度と人気は、例えるなら『モンゴルの長嶋茂雄』。一方、朝青龍の父は大関相当の地位止まりで、一度も白鵬の父に勝てなかった。朝青龍が13年にモンゴルのレスリング協会の会長に就任したのも、白鵬の父を超えるメダリストを育てて名声を……という野望があったからです」

 結局、メダリストを育てられないばかりか不祥事の頻発を招き、昨年、会長職を辞任。一度は沈んだかと思われたが、再び表舞台に出てきた。

 さらに日体大柏高に留学している朝青龍の甥が、立浪部屋に入門するという。立浪部屋といえば、貴乃花一門。かつては蜜月だった白鵬と貴乃花親方(元横綱)だが、今は対立関係にある。

 将来的には理事長の座も狙っているという白鵬に対し、相撲を自分の商売につなげたいという下心のある実業家の朝青龍。「四国の山林王」と呼ばれる白鵬の義父はもともと朝青龍のタニマチだったことも、このワガママ元横綱にとっては面白くない。

 相撲利権をめぐる2横綱の激突は避けられそうにない。

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