ベルリンマラソンで3強揃い踏み 今年も「2時間3分」切り実現か

ベルリンマラソンで3強揃い踏み 今年も「2時間3分」切り実現か

2016年のロンドンマラソンで(C)AP

 マラソンファンにとっては見逃せないレースだ。

 ロイター通信は29日、9月24日に行われるベルリンマラソンに、ケネニサ・ベケレ(35=エチオピア)、エリウド・キプチョゲ(32=ケニア)、ウィルソン・キプサング(35=同)が参戦すると報じた。

 3人の記録を見ると、世界歴代2位の2時間3分3秒のベケレを筆頭に、リオ五輪金のキプチョゲが2時間3分5秒、キプサングが2時間3分13秒と圧巻。しかもベケレは、5000メートルと1万メートルの世界記録保持者でもある。

 彼らはマラソンレースで賞金を稼ぐ以外に、成績や記録によってスポンサーから多額のボーナスを得ている。ベケレとキプチョゲはナイキと契約、キプサングにはアディダスがついていて、ランニングシューズの売り上げに大きく貢献している。

 キプサングは新製品のシューズで2月の東京マラソンに出場。鮮やかなエナジーブルーのシューズで、国内最高記録の2時間3分58秒で優勝した。

 キプチョゲも5月にナイキが企画した「マラソン2時間切り」のプロジェクトに参加。非公認だが2時間0分25秒の記録を出して話題を呼んだ。

 ベルリンマラソンは、標高差20メートルのフラットなコースで毎年記録が注目を集める。川内優輝が13位(2時間11分3秒)に終わった昨年は、ベケレがデニス・キメット(33=ケニア)が14年大会で出した2時間2分57秒の世界記録に6秒及ばなかった。

 今年は、「2時間2分台の時計がいつ出ても不思議ではない」といわれる3人が揃ったことで、3分切りが期待されている。ちなみにレースはフジテレビの有料放送で中継されるが、2時間7分台にも届かず「東京五輪でメダルを狙う」なんて言っている国内ランナーには、むしろ目の毒である。


関連記事(外部サイト)