【ラグビーW杯】オールブラックス3位有終も…伝統儀式「ハカ」見納めの危機

【ラグビーW杯】オールブラックス3位有終も…伝統儀式「ハカ」見納めの危機

伝統の儀式「ハカ」(C)共同通信社

1日のラグビーW杯3位決定戦でウェールズを40―17で下し、銅メダルに終わったオールブラックス。ラグビーが国技どころか宗教とまで言われるニュージーランド国内では悲嘆に暮れるファンが少なくない一方で、非難の声も上がっている。

 真っ先にやり玉に挙がったのが、試合前に行う伝統の儀式である「ハカ」だ。

 今大会のオールブラックスを取材する地元ラジオ局の記者によれば、ハカは本来、W杯決勝などの特別な一戦で披露するもの。それが今ではW杯のプール戦から行うなど慣例化しており、ハカが持つ本来の威厳、神聖さなどは損なわれているというのだ。

 今回、準々決勝のアイルランド戦で、相手ファンによる歓声や歌声で妨害されたり、準決勝ではイングランドの選手がVの字に並んで対抗し、何かと物議を醸した。ハカをスポンサー企業のCMに使用していることにも、先住民であるマオリ族から反感を買うなど、国内でも逆風が吹き始めている。

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