巨人「連敗ストップ」でも拭えぬ不安 主砲岡本・梶谷の「絶不調」はいつまで続くのか

巨人「連敗ストップ」でも拭えぬ不安 主砲岡本・梶谷の「絶不調」はいつまで続くのか

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プロ野球の巨人は2021年4月8日、甲子園球場で阪神と対戦し3−0で勝利した。

先発・高橋優貴(24)が阪神打線を6回1死まで無安打に抑える好投を見せ、7回3分の0、2安打無失点。高橋の後を受けた2番手・中川皓太(27)は無死1、2塁のピンチをしのぎ、守護神デラロサ(32)へ。巨人は完封リレーで阪神を下し連敗を止めた。

今季初スタメン炭谷が攻守で貢献

先発ローテーション「6番目の男」が阪神打線をねじ伏せた。主武器のスライダー、そしてスクリューを効果的に使い凡打の山を築き6回1死まで安打を許さなかった。近本光司外野手(26)に初安打を許すも気持ちを切らすことなく、続く糸原健斗(28)、マルテ(29)を難なく打ち取った。

この日巨人が迎えた初めてのピンチは8回。高橋が先頭・梅野隆太郎捕手(29)にライト前に運ばれ、山本泰寛内野手(27)にストレートの四球を与え無死1、2塁。ここで高橋が降板した。しかし、2番手・中川がきっちりと後続を抑え、9回のマウンドに上がった守護神デラロサも無失点で切り抜け完封リレーを完成させた。

原辰徳監督(62)の采配がはまった。指揮官はこの日、炭谷銀仁朗捕手(33)を今季初スタメンに起用。経験豊富なベテラン捕手は、高橋の持ち味を引き出すリードをみせ勝利へと導いた。打撃においては4回1死満塁の場面でセンターへ犠牲フライを放ち貴重な1点を演出。攻守にわたって結果を残した。

FA移籍の井納は2軍でも結果残せず...

好調阪神を完封して連敗を止めたものの、手放しで喜んではいられない。開幕から打線は湿りがちで、ここまでチーム打率は中日と並んでリーグワーストの.216。なかでも深刻なのが主砲・岡本和真内野手(24)の不振だ。開幕から12試合で打率.159と調子が上がらず、本塁打はいまだゼロだ。

さらにDeNAからフリーエージェント(FA)で移籍してきた梶谷隆幸(32)と井納翔一(34)のコンビも不振が続いている。梶谷は3月27日のDeNA戦で満塁弾を放ち存在感をアピールしたが、4月8日時点で打率.174、出塁率.255と期待に応えきれていない。一方の井納は移籍後初先発の3月31日の中日戦で2回KOされ、2軍でも結果を残せていない。

開幕から12試合を終えチームは5勝4敗3分けと、上昇気流に乗り切れていない。この日は指揮官の手腕もあり勝利を手にしたが、リーグ3連覇に向けて課題は決して少なくない。9日からは敵地マツダスタジアムで広島と3連戦を行う。

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