6連敗の矢野阪神、佐藤輝明は「打撃に集中させた方がいい」 守備位置固まらず「リズム出ない」

阪神タイガースが6連敗 佐藤輝明の守備位置が固まらず、「リズムが出ない」と指摘

記事まとめ

  • 阪神は首位・ヤクルトまで8.5ゲーム差まで迫ったが、その後の6連敗で勢いが消えた
  • 打撃不振の佐藤輝明について、矢野燿大監督の起用法の問題点が指摘されている
  • 三塁、右翼と守備位置が固まらないので、守備から打撃へのリズムが出ないという

6連敗の矢野阪神、佐藤輝明は「打撃に集中させた方がいい」 守備位置固まらず「リズム出ない」

阪神が6連敗を喫し、「奇跡の逆転優勝」が厳しい状況になっている。

開幕から大きく低迷して一時は借金が最多の16までふくらんだが、その後は安定した投手陣を武器に白星を積み重ねた。前半戦で借金を完済すると、後半戦も3カード連続勝ち越しで貯金3に。首位・ヤクルトが失速して8.5ゲーム差まで迫ったが、その後にDeNAに同一カード3連敗を喫すると、最下位・中日にも京セラドームで1つも勝てずに6連敗。借金3に逆戻りし、勢いが完全に消えてしまった。

■「三塁で固定した方が良い」

6連敗中の戦いぶりを見ると、投手陣は計21失点で1試合平均3.5失点。先発陣は5投手がクォリティ・スタート(先発投手が6イニング以上を投げかつ3自責点以内)をクリアしている。深刻なのは打線だ。6試合で計7得点。3試合で零封負けと本塁が遠い。近本光司、中野拓夢、大山悠輔ら主力が新型コロナウイルス陽性で戦線離脱しているのが響いている。

4番・佐藤輝明の打撃不振も気がかりだ。8月の月間成績は12試合出場で打率.103、0本塁打、5打点。直球にも変化球にもタイミングが合わない打席が目立ち、13三振と打撃フォームを崩しているように感じる。だが、主力が不在の中で佐藤の代わりはいない。この試練を乗り越えなければいけない。

スポーツ紙記者は、矢野燿大監督の起用法も気になるという。

「佐藤を打撃に集中させた方がいいと思うのですが、三塁、右翼と守備位置が固まらない。試合中にポジションが変更になることも多い。糸原健斗が二塁に入る場合は佐藤が三塁、糸原が三塁を守る時は佐藤が右翼に回る。打線の軸を担う佐藤はヤクルト・村上宗隆や巨人・岡本和真のように三塁で固定した方が良いと思います。今の起用法だと守備から打撃へのリズムが出ないし、佐藤にとってもプラスにならない」

6連敗中は計11失策と守備のミスが目立ち、シーズン71失策はリーグワースト。貧打が目立つが、再浮上に向けて守備の綻びを解消することが急務だ。

(中町顕吾)

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