9・12タイソン前座で「異色対決」 元NBAスター選手VS人気ユーチューバー

9・12タイソン前座で「異色対決」 元NBAスター選手VS人気ユーチューバー

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ボクシングの元ヘビー級統一王者マイク・タイソン(54)=米国=が2020年9月12日に米カリフォルニア州でエキシビションマッチを行う。対戦相手は元世界4階級制覇のロイ・ジョーンズJr(51)=米国=で8回戦を予定している。タイソンの15年ぶりのリング復帰に注目が集まるなか、前座には元NBAのスター選手と米国の人気ユーチューバーの一戦が組まれ、「異色対決」として話題を呼んでいる。

高校時代はバスケとアメフトの二刀流

レジェンド対決の前座に登場するのが、NBAのニューヨーク・ニックスなどで活躍したネイト・ロビンソン(36)=米国=と米国の人気ユーチューバーであるジェイク・ポール(23)だ。米国の老舗専門誌「ザ・リング」(WEB版)によると、6ラウンドのエキシビションで10オンスのグローブを着用して行われ、ヘッドギアは装着しないという。

ロビンソンは2005年にニューヨーク・ニックスに入団。身長175センチと小柄ながら驚異的な身体能力を持ち合わせ、なかでもジャンプ力が突出しており、NBAのスラムダンクコンテストで3度の優勝経験がある。16年以降、NBAの舞台には立っていない。ロビンソンは高校時代、バスケットボールとアメリカンフットボールで活躍。ボクシングはNBA時代にトレーニングの一環として取り入れていたようだが、本格的な活動はしていない。

ロビンソンは現在、プロのトレーナーに指導を仰ぎながらスパーリングなどの実践的なトレーニングを行っているという。「ザ・リング」(WEB版)はロビンソンのトレーニングの様子を動画でアップしており、ロビンソンは鍛え上げられた上半身を披露している。ロビンソンはリングに上がる心境を「ザ・リング」(WEB版)のインタビューで次のように語っている。

ユーチューバーのボクシング参戦に米国で賛否

「自分が何に夢中になっているか分かっている。後悔するつもりはない。今、自分はボクシングの試合に集中している」

一方、対戦相手となるポールは米国の人気ユーチューバーで、2020年8月3日時点でチャンネル登録者数2020万人を誇る。ポールはユーチューバーとして活動する傍ら今年1月30日にボクシングのプロデビューを果たしている。ポールの兄であるローガン・ポールも人気ユーチューバーで、ローガンもまたボクシングに参戦した経験を持つ。19年11月に行われた試合は、世界的に大きな注目を集め興行的に成功を収めた。

ユーチューバーがボクシングのリングに上がることに関して、米国内では賛否の声がある。「ボクシングへの侮辱」と捉えるファンもいれば、停滞するボクシング界に新しい風を吹き込んだとして「歓迎」する関係者もいた。今回はタイソンの15年ぶりのリング復帰ということもあり世界的に注目される興行。ロビンソンとポールの「異色対決」の勝負の行方は...。9月12日にゴングが鳴らされる。