井上尚弥の「次戦」はマロニー説優勢? カシメロ陣営とはファイトマネー減額問題

井上尚弥の「次戦」はマロニー説優勢? カシメロ陣営とはファイトマネー減額問題

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ボクシングのWBA、IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(27)=大橋=の次戦交渉に進展がみられたと米国記者が伝えた。スポーツ専門メディア「The Athletic」のマイク・コッピンガー記者は2020年8月12日、自身のツイッターを更新し、井上の次戦に関して言及。WBOバンタム級1位ジェイソン・マロニー(29)=オーストラリア=との交渉が進んでいることを伝えている。

4月予定のカシメロとの王座統一戦はコロナの影響で延期

コッピンガー記者によると、井上を共同プロモートするトップランク社のカール・モレッティ副社長が「The Athletic」に対して「井上VSマロニー戦」の可能性に言及。現在、マロニー陣営との交渉が進められており、現時点で成立に至っていないが、今後契約が成立する可能性があるという。

井上は当初、4月25日に米ラスベガスでWBO世界バンタム級王者ジョンリル・カシメロ(フィリピン)と王座統一戦を予定していたが、新型コロナウイルスの影響で延期となった。米国入りしていたカシメロ陣営はその後も米国内に留まり、統一戦に向けて調整していた。

今秋にも井上VSカシメロ戦が実現するとみられていたが、ここにきて雲行きが怪しくなっていた。米スポーツ専門メディア「ESPN」(電子版)は7月23日、トップランク社のボブ・アラムCEOのインタビュー記事を掲載。アラム氏はカシメロ陣営がファイトマネーの減額に応じなければ、対戦相手をマロニーに変更する可能性に言及しており、その後の動向が注目されていた。

マロニー、主要4団体で上位にランクイン

マロニーのプロキャリアは、21勝(18KO)1敗で、唯一の敗戦は2018年10月の世界戦で喫したもの。IBF世界バンタム級王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)に挑戦して判定負けを喫した。現在、主要4団体の世界ランキングで上位に入っており、WBO1位、WBAでは3位、WBC、IBFともに4位にランクインしている。

井上自身は王座統一路線を目指しているが、ここにきて次戦がマロニーとの防衛戦になる可能性も浮上してきた。次戦は井上にとって今年の初戦となり、さらなる飛躍へ大きな一歩となる。井上の次戦は、カシメロかマロニーか。今後の展開に注目が集まる。