あの“ポーズ”をやめた! ヤマハに復活した五郎丸の不安

 ラグビーの五郎丸歩(31)が先頃、古巣のヤマハ発動機ジュビロに帰還した。復帰会見後、サックスブルーのジャージーに袖を通し公開練習にも臨んだが、その姿からかつての闘志はうかがえず、「借りてきた猫」状態だった。
 「自身が会見でも打ち明けていましたが、海外チームで苦しんでいる五郎丸に、ヤマハの清宮克幸監督が『帰るところはあるから、しっかりやってこい』とエールを送ってくれたそうです。そして、フランス・トゥーロンの退団が決まった後、清宮監督から正式に帰還オファーを受けたという。五郎丸にとって清宮監督は早大時代からの恩師でもあり、信頼関係が決め手になったといいます」(スポーツ紙記者)

 昨季、ヤマハはトップリーグ優勝まであと1勝にまで迫ったが、大一番の試合を落として敗れている。五郎丸は起爆剤になると恩師も想定していただろうが、関係者がザワついたのは、ミニゲームでプレースキックの場面になったときだ。
 「代名詞の“拝むポーズ”をやめたんです。腰付近に手を当て、両足を小さく前後させ、あとは普通に蹴っただけ」(同)

 練習後、五郎丸は淡々とした口調で「(例のポーズは)やめた」と言った。「重要なのは体重移動であって…」と持論を展開していたが、これにはヤマハの旧友たちも少々驚いていた。
 「日本代表が快進撃を見せた前回のワールドカップで、原動力となったのは五郎丸。しかし、すでに30歳を過ぎ、W杯はそれが最後との気持ちもあったようです。海外移籍は、日本人選手が他国のリーグでプレーする機会は滅多にないことから、あくまで経験として行ってみようと考えたんです」(関係者)

 かつてのチームメートとも呼吸は合っていなかった。
 「ヤマハは五郎丸がいた頃よりも、パスを多投するスタイルに変わりましたからね。一方で五郎丸は、個人練習を重視するタイプ。チームが優勝し、五郎丸も代表復帰するのが最高のシナリオでしょうが、そううまく行くかどうか」(同)

 ラグビー界のスターの再スタートに注目だ。

関連記事(外部サイト)