令和元年 プロ野球ネット裏炎上 ★巨人が調略する広島・菊池涼介FA獲得「丸写し」

令和元年 プロ野球ネット裏炎上 ★巨人が調略する広島・菊池涼介FA獲得「丸写し」

(提供:週刊実話)

2019年のプロ野球が開幕した。巨人にFAで移籍した丸佳浩外野手(29)は古巣広島の開幕投手、大瀬良大地を相手に4三振デビュー。さぞやご立腹と思われた読売新聞グループ本社の渡邉恒雄代表取締役主筆だが、さにあらず。“丸効果”で開幕カードを勝ち越し、今オフ菊池涼介(29)のFA獲得にご執心とか。

 5年ぶりのリーグ優勝を目指す巨人は、FAで広島から獲得した丸を「三番・センター」に据え、王者広島との開幕戦に臨んだ。

 結果は、丸が大瀬良の前に屈辱の4打席4三振を喫し、0対5の完敗スタート。しかし、2戦目の丸は3四球を選び、原監督にとっては’15年10月4日以来、1273日ぶりのシーズン勝利に貢献。そして3戦目にはタイムリーツーベースを放ち、勝利を呼び込んでいる。

 丸といえば、対戦投手たちの特徴を事細かに書き記して完成させた「丸ノート」が知られている。ルーズリーフに9分割の配球表とメモ欄で構成され、投球時のクセや間合い、球筋などを書き込んだものだ。

 野村克也氏の「ノムラスコープ」とは違い、実際に打席に立って分析したもので、生きた情報が満載だ。
「巨人が5年総額25億5000万円(推定)で丸を獲得したのは、この『丸ノート』も狙いの一つだった。昨季の巨人が3位に終わったのは、7勝17敗(1分)と大きく負け越した広島戦が要因。『丸ノート』には、打者目線で巨人投手のクセや特徴が記されており、敵地での開幕カードを勝ち越せたのは、この丸ノートを有効利用したことも見逃せない」(巨人担当記者)

 開幕3連戦の丸は二塁打1本に終わったが、渡邉主筆の信頼はなおも厚い。巨人が覇権を奪回するため、カープの主軸である丸を引き剥がし、巨人の主軸に据える戦略を評価して原監督をプッシュしてきたのが渡邉主筆だったからだ。

 一時は死亡説まで流れた渡邉主筆と懸命なリハビリが続く長嶋茂雄巨人軍終身名誉監督。ともに来季のことより、目の前のシーズンを「何が何でも優勝してほしい」と切に願う点で一致している。

 その思いは、開幕1週間前の3月22日、都内で開かれた「読売巨人軍激励会」での、渡邉主筆によるスピーチにも表れている。

 「私はあと2カ月で93歳。あと10年生きるかどうか分かりませんが、死んだ後もひとつ、引き続き巨人軍には頑張ってもらいたいし、もういっぺん優勝するまでは、死ぬわけにはいかないという心境であります。安らかに死ねるように、とは言いませんが、今年は絶対に優勝してもらいたい」

 さらに、その3日後に都内で行われた財界人の有志で構成する長嶋氏と巨人の応援団体「燦燦会」でも、あらためて優勝を厳命した。

 「今年は長嶋君がいないけど、優勝してくれたら私は長嶋君をおんぶして連れてきます。彼は僕よりも若いし不屈な精神力を持っている。必ず戻ってくる。目的は勝つことしかない。(中略)原君は王さん、長嶋さんに劣らない。今回は3度目の監督で、また10年ぐらい監督をやるそうですから、その間、連勝に次ぐ連勝で見事な戦いを見せていただけると思います」

 このように、原辰徳監督の長期政権に期待を寄せた。

 「アメとムチを使い分けるナベツネさんらしいユーモアたっぷりのスピーチだが、原監督への圧力以外の何物でもない。自分も長嶋さんもいつまでも元気ではいられない。分かっているな、という優勝の念押し」(スポーツ紙デスク)

 渡邉主筆が「連勝に次ぐ連勝で監督10年」と話したのは、今回の丸獲得を橋頭堡に、さらなる「カープ解体」を目論んでいるからだ。つまり「タナキクマル」の丸ごと強奪である――。

 「タナキクマル」とは、広島の田中広輔と菊池涼介、そして丸の元一・二・三番トリオを合わせた広島の三本柱の愛称。昨秋の丸に続き、今オフには菊池が、さらに来オフ、田中も国内FA権を獲得するのだ。

 カープは’18年の決算では、売上高は189億4230万円で、5年連続で過去最高を更新。さらに当期利益も9億3020万円となり、44年連続の黒字となった。しかし、3年連続リーグ優勝したことで球団の選手年俸は約30億円(12球団中5位)まで上昇しており、今季も優勝すれば、球団の金庫は悲鳴を上げかねない。

 「菊池の今季年俸は2.4億円で、チーム最高だった丸の2.1億円を上回りました。田中も今季1.8億円で、来季は丸の年俸に迫ります。丸がFA移籍を決断したように、菊池、田中もチーム事情を考えてFA移籍を考えるはず」(広島の地元放送局)

 丸と同学年の菊池は、ポスティングシステムでのメジャー移籍の願望も持っているが、それ以上に「キクマル」コンビ復活に情熱を燃やしているという。二塁手でのメジャー挑戦には長打力も求められるため、国内FAで巨人入りする方が現実的というわけだ。

 一方の田中だが、巨人の開幕スタメンに名を連ねた田中俊太は実の弟。2人はともに東海大相模高―東海大という、原監督と同じ経歴の持ち主で、さらに広輔は巨人のエース菅野智之と高校・大学の同期。ガチガチに原巨人と人脈が繋がっており、国内FA権を取得する来オフ、巨人入りする条件は整っている。

 すでに丸などを通して広島のチーム事情を入手している読売首脳は、3年かけて巨人で「タナキクマル」復活の構図を描いている。菊池と田中の獲得手法は、丸獲得の“丸写し”――。

 その良し悪しは賛否両論分かれるが、カープから巨人に覇権が移るのは時間の問題か…。

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