卓球女子エース・石川佳純これからが正念場…忍び寄る“大人年齢”体力に不安?

卓球女子のエース・石川佳純の試練は、これからが本番だ。

 「T2ダイヤモンドで中国の上位選手にようやく勝ち、勢い付くかと思っていたら、その後が続きませんでした。卓球は世界ランキングの上位2名が自動的に五輪出場となります。高ポイントの国際試合が続くので、これからが正念場」(スポーツ協会詰め記者)

 今季の石川は中国の上位選手に勝てなかった。「中国が日本人選手のダミーまで用意し、攻撃の傾向まで研究している」との情報は日本サイドにも届いていた。長めのラリーで相手の攻め疲れを待ち、集中力が途切れたところでスマッシュを放つ石川の戦術が完全に読まれてしまい、一時は「なすすべナシ」といった状況だった。それだけに、石川の巻き返しも期待されていたのだが、このT2ダイヤモンド戦の直後に開幕したオーストラリアオープンでは、大きな成果を挙げられなかった。

 「準決勝で中国の18歳選手に敗れてしまいました。同じく、準決勝で中国人選手に伊藤美誠も敗れています。日本人同士の新旧対決も期待されたのですが」(同・記者)

 その敗退について、こんな声も聞かれた。

 「伊藤が敗れたのは、元ランキング1位(現4位)。トップ選手をあと一歩のところまで追い詰めたので前向きに慣れると思いますが、石川は、やはり試練の連続となりそう」(関係者)

 格下の18歳に敗れたせいもある。しかし、それだけではない。今季後半戦は高ポイントの国際試合も続くが、同時にタイト・スケジュールになってくる。T2ダイヤモンドの会場となったマレーシアから、オーストラリアオープンの会場まで直行し、「休養日ナシで試合本番」となり、こうした分刻みのスケジュールはまだまだ続くのだ。

 「出場する大会を制限することはできません。高ポイントの大会ばかりなので、休めば、ランキングダウンに直結し、五輪代表権に影響してきます」(同)

 まだ10代の伊藤、平野美宇には若さと体力がある。26歳の石川に立ちはだかるのは、移動による疲労なのかもしれない。

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