プロ野球日本シリーズ“地上波放映”で囁かれる「やっぱり長嶋さん頼み」の声

去る8月29日、久々に地上波で巨人戦が放映された。相手はカープ女子で全国区の人気球団となった広島、しかも解説は“ゴジラ”こと松井秀喜氏と前巨人監督の高橋由伸氏。テレビ関係者の期待は大きかったが、視聴率は2ケタにも届かなかった。

 「地上波・ゴールデンタイムからプロ野球中継が消えて随分とたちました。プロ野球中継が見たいというファンは衛星放送の専門チャンネルと契約していますし、2ケタには届かなくても健闘したと言えるのでは」(スポーツ紙記者)

 そんな分析論も聞かれたが、制作サイドのショックは少なくないようだ。

 「NPB(日本野球機構)の方は、少なくともテレビ局よりも深刻に捉えていましたよ」(同・記者)

どういうことかというと、広島絡みの人気カード、解説にゴジラ松井、高橋の両氏をそろえても視聴率が稼げないとなれば、日本シリーズの放映権販売にも影響しかねないからだ。

 「毎年、日本シリーズの放映権を買ってもらおうと、NPBは必至にテレビ各局に訴えています。そもそも、日本シリーズ、オールスター戦を放送する際には『ゲームセットまで中継する』という規則になっています。29日の視聴率が伸び悩んだ理由として、巨人のワンサイドゲームとなってしまい、試合そのものの面白みが失せたことも挙げられます。スポーツ中継の宿命ですよね、事前に試合展開が読めないのは」(NPB関係者)

 それを補って埋めるのが、有名・人気解説者の役目でもある。そこで浮上してきたのが“レジェンド”長嶋茂雄氏のご登場だ。健康を取り戻しつつあるとウワサされるが、無理はさせられない。しかし、このままペナントレースが進めば、巨人とソフトバンクで日本一を争うことになり、「ONの観戦」は、プロ野球ファンには是が非でも見たいシーンとなるだろう。

 「日本シリーズが7試合まで行われるとしたら、初戦と、日本一が決まりそうな6、7試合から売れるんです。2戦目から5戦目のいずれかにONの力を借りることになるかも」(同・関係者)

 長嶋氏の存在感の大きさがあらためて分かった。いつまでもON頼みではヨロシクないのだが…。

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