今、一番可愛い美容学生ファイター・菅原美優「絶対にK−1 KRUSH FIGHTのベルトを獲ります!」

今、一番可愛い美容学生ファイター・菅原美優「絶対にK−1 KRUSH FIGHTのベルトを獲ります!」

美容学校に通いながらK−1王者を目指す19歳、菅原美優選手

今年、K−1 JAPAN GROUPのリングでプロデビューしたばかりの、美女ファイター・菅原美優(すがわら・みゆう)をご存知だろうか。ファイターとは思えない細身のスタイルとキュートな美貌で、「可愛すぎる!」と一部メディアではすでに話題の人となっている。

普段は美容学校に通う19歳。実力は折り紙つきで、第5回K−1アマチュア全日本大会チャレンジBクラス女子−50キロ優勝、第6回・第7回K−1アマチュア全日本大会チャレンジBクラス女子−45キロ優勝と、アマチュア3連覇を達成している。

さらに今年1月26日、豊嶋里美(とよしま・さとみ)と対戦したプロデビュー戦でも、強烈な左フックでダウンを奪っての判定勝利。 長い足から繰り出される多彩な蹴り技が武器で、ガンガン攻める手数の多さが持ち味のファイターだ。

そんな彼女は、なぜK−1ファイターになったのか? そして美容学生としてのプライベートは? 4月19日(金)に迫る『K−1 KRUSH FIGHT.100』 での延谷美智子戦の直前、直撃した!

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――今年1月にプロデビューした菅原選手ですが、それにしてもデビュー戦は試合開始15秒でダウンを奪ったり、蹴りもパンチもフルスロットルで豪快な試合でした!

菅原 ハハハハハ! 暴れちゃいました(笑)。

――やっぱり試合前はいろいろと作戦を練っていたんですか?

菅原 いやいや、じつは作戦どうこうよりも緊張のほうが大きくて。試合1週間ぐらい前から情緒不安定になって、急に泣いたりしていたんですよ。試合前にバンデージを巻いてもらったときも、泣きたいわけじゃないのに涙が出ちゃうみたいな。

――ええっ? 緊張でわけがわからない状態だったんですか。

菅原 アマチュアのときから緊張するタイプだったんですけど、デビュー戦はもっとダメでした。途中でダウンも奪えたは奪えたんですけど、なんの技でダウンを奪ったのかもわからなくて。

――まさか、そんな状態での勝利だったとは。

菅原 なんにしても勝ってスタートできたので、先輩方には「反省はいっぱいあるけどよかったよ」と言っていただけました。

――それは何よりです! ところで、菅原選手が最初に格闘技に触れたのは空手だったと聞きました。

菅原 そうです。お父さんが通っていた地元の空手教室に、私も小学1年生から入会しました。

――なぜ「空手をやりたい」と?

菅原 それが、あんまり覚えていないんですけど、母いわく、道場内の空手大会を見たときに「やりたい」と言ったらしくて。まあ、確かに試合を見るのは好きだったんですけど。

――けっこう楽しく通ってたんですか?

菅原 いや〜、やめたくてしょうがなかったです! だって、小学生は男子と試合が一緒なんですよ。さすがに学年別ではあるんですけど、50キロまでは全員同じ階級なんです。だから私も、体重が30キロもなかったときから50キロぐらいの人と試合をしてました。痛いし怖いし、練習でもケガするし。もう、高学年になってからは大会も出なくなりました。

――空手をやめてしまったんですか?

菅原 中学に行くタイミングで休会にしてもらいました。中学校は陸上部で800メートルの選手でしたし、高校では憧れだったバスケ部に入って。でも結局、陸上も思ってたのと違ったし、バスケは団体競技がなぜか合わないみたいで......。やっぱり空手かなあと思って、高1の冬ぐらいから、また道場に通うようになったんです。

――道場の先生は戻ってきてくれてうれしかったでしょうね。

菅原 あ、でも道場にはちょくちょく顔は出してたんですよ。父は続けて通っているし、私と先生のお子さんが同じ小中学校に通っていたこともあって家族ぐるみのお付き合いだったので。だから、格闘技が好きというよりは道場が好きだったんですよね。好きな人たちが集まっているし、完全に第二の我が家でした。

――再開した空手はどうだったんですか?

菅原 男子と試合しないからか、不思議と「痛い」「怖い」という感覚がなくなっていましたね。 しかも復帰後、初めての大会で勝ったので「あれ、勝てた」みたいな。相手が女子だと考える余裕も出てくるし、試したい技もいろいろ実践できて楽しかったんです。

――試したい技というのは?

菅原 私、格闘技から離れていた期間もK−1を見るのが好きで、ずっと追いかけていたんですよ。ブアカーオ(ポー.プラムック)選手が大好きでしたし。そういうときに「この技かっこいいなあ」と思っていた技を試合で出せるようになったんですよね。それに結果もついてくるから「格闘技、やっぱりおもしろいかも」って。

――結果といえば、高2から出場したK−1アマチュア大会で3連覇を果たしますよね。

菅原 プロになろうと思ったのは、まさにそれがきっかけです。2回目の優勝のときに運営の方から 「プロになる気ない?」と言われて、すぐその気になっちゃって。それが高3のときだったんですけど、私、かなりの直感型なので、その後すぐシルバーウルフ(かつてのK−1世界王者・魔裟斗を輩出した名門ジム。現在はK−1で活躍する左右田泰臣、小澤海斗、KANAらが所属)に入会しました(笑)。

――そんな、選手として期待される一方、現在は美容学校に通う学生。かなりのギャップがありますが(笑)、当時から、その両立は考えていたんですか?

菅原 美容学校に行くことは高2の段階ですでに決めていたんですよね。で、「プロにならない?」と言われたのも、じつは美容学校合格が決まっていたあとだったんです。でも、どっちもやりたいことだから、これはもう一緒に頑張るしかないって。

――美容学校も、菅原選手の夢だったんですね。

菅原 でも正直、両立をナメてました(苦笑)。打撃系なのでケガしやすいじゃないですか。なのに美容系って手が命なんですよ。手をケガすると授業でも本当に何もできない。そういうときは、シャンプーやメイクの実験台をやったり、施術のタイム係をやったりって感じで、本当に「何やってるんだろう......」みたいな。

――練習は美容学校が終わったあとに参加を?

菅原 美容学校が16時に終わって、練習が16時に始まるので、学校が終わったらダッシュです! 本当に毎日ギリギリの生活ですね。

――でも「闘う美容学生」なんてかなりレアですよね。

菅原 そうですよねえ。でも「格闘技をやっている」というと話題性があるじゃないですか。とくに女子選手は。だから、自分が好きでやってることを周りは喜んで聞いてくれたりするので、けっこういいこともありますよ。

――じゃあ、話題の中心はいつも菅原選手なんですね。

菅原 あ、でも、高校時代は格闘技がらみで呼び出されたことがあったなあ。激しい練習をした翌日にけっこうなアザをつけて学校に行ったんですよ。そしたら、いきなり学年主任に呼び出されて「虐待されてるんじゃない? 正直に言ってごらん!」って(笑)。

――ハハハハハ!  格闘技をやってるというのを知らないとそう思っちゃいますよねえ。ちなみに、菅原選手はそのビジュアルですし、やっぱりかなりモテますよね?

菅原 うーん......ちょっとは。

――それは、めちゃめちゃモテる人の反応です!

菅原 フフフフ。でも、歴代彼氏を知っている母からは「美優の彼氏はみんなかわいそうだった」と言われますね。というのも、相手を相当振り回しているみたいで。自分ではそんな自覚ないんですけど。

――自覚がないだけに怖いです(笑)。

菅原 最終的には「会わなくてもいいから。付き合っているってだけでいいから」と言われたり。なんか、溺愛されやすいみたいです(苦笑)。

――スゴい! ご自身はどういうタイプが好きなんですか?

菅原 私は、夢や目標に向かって頑張っている人に付いていきたいタイプです。スポーツでも仕事でも、周りの目を気にせずにまっすぐ進める人がいいですね。そういう人の背中を追いかけたいなって。

――言うなれば、菅原選手の男版のようなタイプというか。

菅原 ああ、そうかも!  私、ひとりっ子なので好きなことがあると没頭しちゃうから。でも、なかなか自分の理想の人は難しいので、そろそろ自分のほうを変えていかないとダメかなと思い始めてます(笑)。

――さて、そんな菅原選手は4月19日にプロ2戦目を迎えます。相手は今回がプロデビューの延谷美智子(のぶたに・みちこ)選手ですね。

菅原 アマチュア時代の試合を見るかぎり、気持ちが強くてけっこういやなタイプですねえ。でも、デビュー戦って本当に怖いんで、向こうも今回は相当怖いだろうなって。

――やっぱり、先にデビューしている気持ちの余裕はあるんですか?

菅原 全然ないです! むしろ、あの恐怖を知っているぶん2回目のほうが怖いくらいで。でも私、KANAさんと約束しているんですよ。絶対にK−1 KRUSH FIGHT女子アトム級(−45キロ)のベルトを獲るって。

――KANA選手は同じシルバーウルフ所属で、第2代・第4代K−1 KRUSH FIGHT女子フライ級(−50キロ)王者ですから、シルバーウルフでK−1 KRUSH FIGHT女子2冠制覇を目指すということですね!

菅原 だから、それまでは負けられないですね。怖いなんて弱気なことは言っていられないので、 次こそは恐怖と緊張をはねのけてしっかり戦いたいと思います!

■菅原美優(すがわら・みゆう)
1999年11月22日生まれ。東京都出身。身長162cm。K−1ジム・三軒茶屋シルバーウルフ所属。小学生から空手を開始。高2の時、第5回K−1アマチュア全日本大会のチャレンジBクラス女子−50kg級で優勝。その後、第6・7回の女子ー45kg級と3連続で優勝を果たす。2019年1月26日プロデビューし、勝利。4月19日『K−1 KRUSH FIGHT.100』 (女子アトム級2分3R)で、延谷美智子選手と対戦する

(取材協力/K−1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)

取材・文/松下ミワ 撮影/武田敏将

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