斉藤和巳氏が日本シリーズ予想 「勝負を分けるのは四球数」

斉藤和巳氏が日本シリーズ予想 「勝負を分けるのは四球数」

ホークスOBはどう予想する?(時事通信フォト)

 リーグ3連覇を果たした広島と、昨年日本一のソフトバンクの対戦となった2018年の日本シリーズ。その見どころを、ソフトバンクOBの斉藤和巳氏(40)に独自の視点で解説してもらった。その結果、斉藤氏は「4勝3敗」でソフトバンクが日本一になると予想した。

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 実は今年の日本シリーズは、カープvsライオンズの打ち合い対決になるだろうと予想していたので、ホークスが勝ち上がってきたのは少し驚きました。

 そのCSを見て、改めて痛感したのが短期決戦における投手力の重要性。ライオンズのような打力があっても投手陣が崩れたら勝ち抜けないわけですからね。

 投手力を比較すればホークスが上でしょう。先発陣の質・量は互角だけれど、ブルペンはホークスのほうが、駒が揃っています。先発のミランダはCSでは打ち込まれましたが、実はヤフオクドームでの成績がすごくいい。地元で登板できれば、シリーズの流れを左右する好投を期待できるかもしれません。

 攻撃力はほぼ互角。ポイントとなるのは、カープ打線vsホークス投手陣の結果です。カープ打線の凄さは、12球団一の四球数599が示す出塁率の高さ。無駄な四球は失点に繋がります。実際、ホークスはCSファイナルステージ2戦目で9四球を与え13失点で敗れました。強打のカープ打線を相手に、どれだけストライクゾーンの中で勝負できるかがカギです。

 カープはシーズン、CSと圧倒的な強さで勝ってきたので、シリーズでも同様の戦い方をするでしょう。もし不利な星勘定になった時、それをすぐに変えられるか……接戦になると思いますが、OBの立場も考慮して、ホークス優勝を予想します。

取材・文■田中周治

※週刊ポスト2018年11月9日号

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