DDT樋口和貞が最強トーナメント優勝&KO-D王座戴冠「大田区のリングで遠藤哲哉を挑戦者として、王者として待ちたい」

DDT樋口和貞が最強トーナメント優勝&KO-D王座戴冠「大田区のリングで遠藤哲哉を挑戦者として、王者として待ちたい」

樋口和貞

DDTプロレスが3日、東京・後楽園ホールで最強決定トーナメント「KING OF DDT 2022 FINAL!!」を開催した。

 準決勝では、吉村直巳が上野勇希を、樋口和貞が秋山準を破り、それぞれ決勝のリングへ。

 決勝は樋口と吉村によるヘビー級同士の対決となり、壮絶なチョップ合戦を繰り広げ、場内にはチョップの鈍い音が響き渡った。試合は15分過ぎ、吉村が払い腰、パワーボムからOsaka Prideを狙うも、これを阻止した樋口は背中にドロップキック、ラリアット、ブレーンクロー・スラムと畳み込みをかけるが、カウント2で吉村が粘る。しかし、最後は払い腰に来た吉村を樋口のブレーンクロー・スラムが決まりカウント3。樋口が優勝するとともに、空位となっていたKO-D無差別級王座を獲得した。

 試合後、互いの健闘を称え合った2人はガッチリ握手を交わした。そして、昨年の3.28後楽園大会での同王座戦後、敗れた樋口にベルトを腰に巻かせた秋山が現れると、樋口の腰にベルトを巻いて握手。欠場している遠藤哲哉のためにも秋山は優勝を狙っていたが、樋口に敗れたことにより、実力を認めたようだ。

 樋口は「ベルト獲ったぞ!いつもこんな情けない俺を支えてくれるイラプションの岡谷(英樹)、赤井(沙希)さん、坂口(征夫)さん、ありがとう。ベルトを巻いていただいた秋山準さん、ありがとうございました。本当にここに来るのにいろいろありました。皆さんの声援、支えがあって、辿り着けたと思っています」と感謝の意を述べると、「こうやってベルトを獲って、(8.20)大田区のリングで遠藤哲哉を挑戦者として、王者として待ちたいと思います。復帰戦もやってない状態で、返答はよく考えてからでいいです」と次期挑戦者に前王者の遠藤を指名した。

 バックステージで樋口は「『KING OF DDT』を制して、ベルトを獲ったということはDDTを背負っていく、強さの象徴になる。そうなったと思っています。今後は自分の理想のDDTを見せていけたらなと。強くて、おもしろくて、ちょっと泣ける…みたいな。そんなDDTをめざしていきたいと思っております」とコメント。さらに、「ちょっと思ったのが、吉村と組んでやってみてもおもしろいのかなと思います。こうやって、決勝を争った2人で組んだりとかして、新しい風をDDTに吹かせられるのかなと思いました」と吉村との共闘を示唆。

 惜しくも優勝できなかった吉村は「負けは負け。でも、クリス(ブルックス)、HARASHIMAさん、上野さんに勝っての準優勝なんで誇りに思います。今日の準決勝、決勝でDDTの何かが動いたんじゃないですかね。このトーナメントをきっかけに、自分はまだまだ動き出します」と準優勝という結果はかなり自信になった様子。

 若い力がDDTを活性化していく。

◆DDTプロレス◆
『KING OF DDT 2022 FINAL!!』
2022年7月3日
東京・後楽園ホール
観衆 703人
▼KING OF DDT 2022決勝戦(時間無制限1本勝負)
○樋口和貞(18分55秒 体固め)吉村直巳●
※ブレーンクロー・スラム。樋口が初優勝、第79代KO-D無差別級王者となる。
▼KING OF DDT 2022準決勝(時間無制限1本勝負)
●上野勇希(10分46秒 体固め)吉村直巳○
※Osaka Pride
▼KING OF DDT 2022準決勝(時間無制限1本勝負)
○樋口和貞(14分28秒 片エビ固め)秋山準●
※ブレーンクロー・スラム

(どら増田)

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