羽生結弦、帰国会見で笑顔「つらい時期、苦しい時期」を乗り越え、次期大会へ意欲

羽生結弦、帰国会見で笑顔「つらい時期、苦しい時期」を乗り越え、次期大会へ意欲

羽生結弦

 平昌五輪フィギュアスケート男子シングルで金メダルを獲得した羽生結弦が26日帰国し、都内で行われた日本代表選手団帰国記者会見に出席した。

 日本代表選手団の主将で、スケート・スピードスケート女子500メートルと1000メートルでそれぞれ金、銀のメダルを獲得した小平奈緒など、今オリンピックを盛り上げたそうそうたるメンバーと会見に臨んだ羽生。

 「たくさんの方々からの応援をいただきました。2連覇は大変なものでしたが、僕にとっては皆さんと一緒にとれたことが何より価値のあること。みなさんのおめでとうという声が自分の幸せになり、自分の幸せが皆さんの幸せになれば」と席上でファンに改めて感謝の気持ちを述べる。

 「自分へのご褒美は金メダルだけで十分。金メダルをとったから皆さんが喜んでくれた。これ以上は何も望みません」と終始謙虚で、「これからも皆さんが笑顔になれるような演技をしていきたい」と次期大会への意気込みも。

 また、大会を終え、「これから解禁するのは治療」だとも明かし、「つらい時期、苦しい時期を乗り越えて、また前に進んでいけたらいいなと思います」と笑顔を見せた。

 小平も「今回主将として、わたしなりに目標として日本選手団の百花繚乱というのを挙げていたのですが、たくさんメダルを獲得でき、みなさんが本当に綺麗な花を咲かせてくれました」と嬉しそうに話し、「この17日間は世界の仲間とのつながりを感じた瞬間でした。人と人とのつながりを感じた瞬間。一生忘れられない17日間になりました」と充実の表情。

 8度のオリンピック出場という快挙を成し遂げた日本代表選手団の旗手、葛西紀明もまた清々しい表情で、「今回メダルをとることはできませんでしたか、8度のオリンピック出場という誰も成し遂げることができなかった記録を作ることができました。誇りに思っています」とコメント。「4年後の北京オリンピックでも頑張ってメダルをとりたい。まだまだ頑張っていきます」と現役続行を明言。

 銅メダルを獲得したカーリング女子のメンバーも大人気だったが、藤澤五月は「わたしたちはカーリング界で初めてオリンピックでメダルをとることができました。これはこれまで4年ごとに先輩たちが精一杯氷の上で戦ってきてくれたおかげだと思っています」としみじみ。「今回わたしにとっては初めてのオリンピック。とても楽しい時間を過ごせました」と激闘の日々を振り返っていた。

 会見に出席したメンバーは以下の通り

●日本代表選手団 団長 齋藤泰雄
●日本代表選手団 副団長 山下泰裕
●日本代表選手団 総監督 伊東秀仁
●日本代表選手団 主将 小平奈緒 金銀メダル(スケート・スピードスケート/女子500メートル)(女子1000メートル)
●日本代表選手団 旗手 葛西紀明

●平野歩夢 銀メダル(スキー・スノーボード/男子ハーフパイプ)
●高木美帆 金銀銅メダル(スケート・スピードスケート/女子チームパシュート)(女子1500メートル)(女子1000メートル)
●菊池彩花 金メダル(スケート・スピードスケート/女子チームパシュート)
●佐藤綾乃 金メダル(スケート・スピードスケート/女子チームパシュート)
●高木菜那 金メダル×2(スケート・スピードスケート/女子チームパシュート)(女子マススタート)
●羽生結弦 金メダル(スケート・フィギュアスケート/男子シングル)
●宇野昌磨 銀メダル(スケート・フィギュアスケート/男子シングル)

●高梨沙羅 銅メダル (スキー・ジャンプ/女子ノーマルヒル個人)
●原大智 銅メダル (フリースタイルスキー/男子モーグル)
●吉田夕梨花 銅メダル (カーリング/女子団体戦)
●鈴木夕湖 銅メダル (カーリング/女子団体戦)
●吉田知那美 銅メダル (カーリング/女子団体戦)
●藤澤五月 銅メダル (カーリング/女子団体戦)
●本橋麻里 銅メダル (カーリング/女子団体戦)
(取材・文:名鹿祥史)

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