不吉なジンクスの餌食に… 前回王者ドイツがまさかのグループリーグ敗退

不吉なジンクスの餌食に… 前回王者ドイツがまさかのグループリーグ敗退

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 27日に行われたロシアW杯グループFドイツ対韓国の一戦。勝てば決勝トーナメント進出が決まるドイツは韓国に0‐2で敗戦を喫し、まさかのグループステージ敗退となった。

 前半からペースを握り、韓国に攻勢をかけたドイツ。しかし、韓国の守備は思った以上に固く、ゴールを奪えない展開が続く。エンドが変わった後半もこの状況が変わることは無く、逆に48分には韓国に先制点を与えてしまった。

 絶体絶命の状況に追い込まれたドイツは、GKノイアーも攻撃に参加し勝利への執念を見せる。ただ、後半51分にそのノイアーがボールを奪われると、最後はFWソン・フンミンに致命的な2点目を決められ勝負あり。この結果、ドイツは想定していたであろう予定よりもずっと早く、今大会の全日程を終えることとなってしまった。

 2014年ブラジル大会を制した“ディフェンディングチャンピオン”のまさかの敗退。これを受け、ネット上には驚きや落胆の声が数多く挙がっている。また、ツイッターのトレンドランキングにも「ドイツ敗退」をはじめとした関連ワードが複数ランクインしており、今回の一戦がどれほど衝撃的なものであったかが大いに伺える。

 多くの人々の予想に反し、悲劇的な結末を迎えることになった今大会のドイツ。ちなみに今回の敗退により、ドイツは近年のW杯におけるとあるジンクスの新たな“犠牲者”ともなっている。

 2002年日韓大会のフランスを発端とした「ヨーロッパ勢の前回王者はグループリーグで敗退する」というジンクス。2010年南アフリカ大会のイタリア、2014年ブラジル大会のスペインと続いていたこの不吉な法則は、「過去出場した全大会でグループリーグ突破」という幸運の法則を持っていたドイツですら覆すことはできなかった(2006年ドイツ大会は前回王者が南米ブラジルの為対象外)。

 ジンクスを打ち破るには至らず、ロシアの地を後にすることになったドイツ。「前回王者」という肩書は、あまりにも重かったのかもしれない。

文 / 柴田雅人

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