新日本9.17別府の試合順を巡り、内藤哲也が「タイトル戦がセミなのはおかしい」と異議

新日本9.17別府の試合順を巡り、内藤哲也が「タイトル戦がセミなのはおかしい」と異議

内藤哲也

新日本プロレス
『Road to DESTRUCTION』
▽13日 大阪市中央体育館・サブアリーナ(丸善インテックアリーナ大阪) 観衆 1,209人(札止め)

 新日本プロレスが17日に開催するビッグマッチ『DESTRUCTION in BEPPU』(大分・別府ビーコンプラザ)のメインイベントで、スペシャルシングルマッチとして、内藤哲也が鈴木軍の大将・鈴木みのるとシングルマッチを行う。

 ただ、試合の順番をめぐってひと悶着が起きている。タイトルマッチのNEVER無差別級選手権試合(王者の後藤洋央紀にタイチが挑戦)がセミファイナルで、ノンタイトルマッチの内藤対みのるがメインに組まれたことに対して、内藤は「NEVER無差別級選手権試合がセミファイナルで、スペシャルシングルマッチがメインイベントなのはおかしい。入れ替えるべき。そこを彼らはどう思っているのか?」と対戦相手のみのる、セミでタイトル戦を行う後藤、タイチに対して疑問を投げかけ、試合順を決定した会社に異議申し立てをしている。

 そもそも、G1最終日の8.12日本武道館大会でのみのるのアピールがキッカケで、強引な形で決まった今回のシングル対決に関して、内藤は納得していないフシがある。

 これまで、みのるは「新日本の宝を全部奪う」をテーマに新日本が管轄するタイトルに狙いを定めてきた。みのるはNEVER無差別級王座、IWGPインターコンチネンタル王座と、狙ったベルトは獲得し続けた。残るはなかなか獲れないIWGPヘビー級王座のみ。しかし、今回の標的をタイトルのない内藤に定めたのはなぜだろうか。今年1月5日の後楽園ホール大会でIWGPヘビー級王座奪還に失敗した直後にクリス・ジェリコが「布石を打っておく」ために内藤を襲撃したのとは違う理由があるように思える。

 こうした背景から見ても、内藤の試合順に対するアピールは、狙いが分からない鈴木軍の様子をうかがう意味があるのは明らか。内藤のアピールに反応しているのはタイチだけで、後藤は黙殺。みのるに至っては連日に渡って報道陣を怒鳴りつけ、ヤングライオン(若手)に八つ当たりをし続けているだけで、明確な返答は避けている。やはり、みのるの頭の中には何らかの考えがあるのだろう。

 現在の新日本内の各ユニットはCHAOSがジェイ・ホワイトという異端児を抱える。バレットクラブも、2派に分かれて抗争中。反体制派ユニットで盤石の結束力を誇っているのは、内藤率いるロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンと、みのる率いる鈴木軍の2つだけという状況だ。そんなユニットの大将対決から何が生まれるのか?そして試合順はどうなるのか?試合当日まで両者による主導権争いは続くのは間違いない。

取材・写真・文 / どら増田

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