成績次第では即大関?“ディフェンディングチャンピオン”玉鷲が臨む春場所

成績次第では即大関?“ディフェンディングチャンピオン”玉鷲が臨む春場所

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 先の大相撲初場所で13勝2敗の成績を残し、初めての優勝を飾った関脇玉鷲。次の春場所(大阪・エディオンアリーナ大阪)では2場所連続優勝に加え、大関獲りへの足固めも大いに期待されている。

 玉鷲の15日間がどのような結果となるのかは、もちろん場所が始まってみないと分からない。ただ成績次第では、場所後の状況が大きく変化することも予想される。

■7勝以下
 万が一7勝以下で負け越しとなった場合、当然ながら大関獲りへの挑戦は即座に白紙。また、初場所の優勝に関しても、「まぐれ」、「確変」といったレッテルを貼られることになるだろう。せっかくの評価をフイにしないためにも、この数字だけは回避したいところだ。

■8〜9勝
 15日間の数字としては、一見すると最低限のようにも思われる。ただ、仮にこのような成績となった場合、翌場所は「11勝〜12勝」を挙げないと昇進目安をクリアすることはできない。なお、平成以降に大関となった力士のうち、2場所目を1ケタ勝利で昇進したのは曙(元横綱)と豪栄道の2名のみである。

■10〜12勝
 初場所で見せた好調ぶりをキープできているのならば、十分に達成可能と思われる数字。このあたりまで星を伸ばすことができれば、おそらく夏場所は大関獲りの場所となる。2場所で「23勝〜25勝」ならば、さすがに“物言い”がつくこともないだろう。

■13勝〜
 冒頭にも書いた通り、初場所の玉鷲は13勝で初優勝を飾っている。また、昨年1年間の優勝力士は、平均して「13.7勝」(13勝3回・14勝2回・全勝1回)を挙げている。このことを考えると、13勝以上をマークした場合は賜杯を手にする可能性が非常に高くなる。仮に2場所連続優勝となれば、夏場所を待たずに即大関ということもあり得るかもしれない。

 初場所では34歳という年齢を全く感じさせなかった玉鷲。果たして、来月10日に初日を迎える春場所では、どこまで賜杯、そして大関に迫ることができるだろうか。

文 / 柴田雅人

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