ケニー・オメガDDT凱旋!継続参戦に含みも「竹下、遠藤は…」

ケニー・オメガDDT凱旋!継続参戦に含みも「竹下、遠藤は…」

ケニー・オメガ、里歩

DDTプロレス
『Ultimate Party 2019〜DDTグループ大集合!〜』
▽3日 東京・両国国技館 観衆5,869人(超満員札止め)

 ケニー・オメガがDDTマットに帰ってきた。3日、5年ぶりにDDT時代のテーマ曲に乗って姿を現すと、両国国技館はこの日一番の大歓声に包まれた。日本のマットも、新日本プロレス1.4東京ドーム大会以来、10か月ぶりの登場となる。昨年の今頃はIWGPヘビー級王者として、G1覇者である棚橋弘至との一戦に備えていたと考えると、この1年間でプロレス界の流れも早くなっていることが分かる。

 AEW女子王者の里歩とのタッグで、ケニーも先月獲得したばかりのメキシコAAA世界ヘビー級のベルトを持って来た。相手はアントーニオ本多&東京女子プロレスの山下実優が務める男女ミックスドマッチ。「試合前のプレッシャーが凄過ぎて」と試合後に思わず泣いてしまった山下だが、ケニー相手に物怖じすることなくキックを放っていく姿は、見ている者の胸に響くものがあった。試合はDDT時代の懐かしいムーブメントを披露しつつ、Vトリガーなど当たりの強い技も効果的に決めていき、里歩のサポートもあって、最後は片翼の天使でアントンからカウント3。ケニーがDDTマット凱旋マッチを完璧な勝利で収めた。

 コメントブースで、ケニーは「やっぱり、これはDDTスタイル。他の団体にはできないスタイルですよね。すごく楽しくて、もしDDTという団体がなかったら、里歩さんという友達、味方がいなかった。今日の試合はすごい感謝したい、嬉しい、幸せですよね。あんまり言葉出ない。本多さんと一番最初のロックアップしてて、なんか、懐かしいなって気がしました。で、どんどん試合をしたら、全部懐かしい感じがした。お客さんの反応は、それはDDTファンですよね。と感じました。うん。だから、色々変わった部分とかあります。ファンでも変わったかもしれないですけど、ファンはDDTっぽくて、優しかった。そして、ビックリしたけど、ファンのほとんど?半分かな?私のこと、覚えてた!(笑) 実は里歩さんの次のライバルを探してるんですけど、ワガママなこと言ってもいいですか?もっとミックスドマッチしたい。本当に。里歩さんもミックスドマッチしたいなら、先にそれを探したいです。その探しながら、ミックスドマッチやりながらいろんな選手を試して、そのままAEWに増やすことができます」と試合の振り返りからAEWでの展望まで語り尽くしていた。継続参戦に関しては「メインを見てから」と含みを残していたが…

 翌4日、東京・神田明神で行われた一夜明け会見では、かつて飯伏幸太とのゴールデン☆ラヴァーズでも対戦していたDDT時代の後輩で、近未来エースである竹下幸之介と、竹下のライバルである遠藤哲哉について、「僕がDDTの未来を託して新日本に移った。託された若者たちがどういう風に変わっていったのかを見るのに関心があった。もちろん、それは竹下と遠藤のことを指している。正直『興味深いね』ということぐらいしか言うことがない」と名指して斬ると、「身体的な変化はもちろんあった。じゃあハートが変わっていたかというと、まったく変わっていなかった。彼らは入場してファンの前に現れた時に、DDTのファンの心ですら掴めてなかった」「竹下はすごく大きくなっているし、遠藤もボディービルダーに見紛えるような体型になっているけど、リングの中でやっていることは全く何も変わってない」「彼らは世界に向けているのか。あるいはIWGP、G1を獲れるのか。東京の外に出てどのくらい認知度があるのか?」と辛辣な言葉に終始した。竹下はメインでHARASHIMAに敗れており、遠藤はビッグマッチにもかかわらず第5試合に甘んじている。ケニーはそれが歯痒かったのだろう。

 HARASHIMAとは、メイン終了後に言葉を交わしているが、今後のDDT参戦については、「もちろんあるだろう」とした上で、「僕は世界中にミックスドマッチを広めたい夢がある。ミックスドマッチで、DDTが相応しい相手を用意してくれればもちろんやる」とミックスドマッチを極めたい気持ちが強いようだ。

 高木三四郎社長は「ケニーも忙しいのでスケジュールが合えば」と、今後もケニーにオファーを出していく方針を明らかにしている。

(どら増田)

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