「グ」「ズ」では勝てない【井崎脩五郎 競馬新理論】

「グ」「ズ」では勝てない【井崎脩五郎 競馬新理論】

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 1番人気が予想されるビッグアーサー。このビッグアーサーという7文字のうち6文字は、GTになってからのスプリンターズS優勝馬の名前の中にすでにある。
(ビ)リーヴ
ブラ(ッ)クホーク
  (グ)
ヒシ(ア)ケボノ
バンブ(ー)メモリー
(サ)クラバクシンオー
フラワ(ー)パーク
 まだ「グ」の字だけが、優勝馬の名前の中にないのだ。だから今年、もしビッグアーサーが勝てば、ビッグアーサーは自身の力によって、自分の名を歴代優勝馬の使用文字で埋めつくすことになる。そんな快挙が可能なのかというと、ジンクス的にはかなり難しい。スプリンターズSがGTになった1990年以降、スプリンターズSには、名前の中にグの字を持つ馬が、のべ43頭も出ているのに、[0・4・3・36]と全敗なのである。

 海外遠征して短距離GTを勝ってきたシーキン(グ)ザパールやア(グ)ネスワールドでさえ、2着に敗れてしまった。スプリンターズSは、言うまでもなくスピードの闘いで、愚図は駄目に決まっているから、「グ」の字も「ズ」の字も駄目という説がある。

 グの字が43頭全敗なら、ズの字のほうもGTになってからのスプリンターズSで[0・0・0・10]と全敗。はたして、ビッ(グ)アーサーの命運やいかに。

■井崎脩五郎 プロフィール
1947年生まれ。東京都出身。競馬評論家・コラムニスト。独特のレース予想と明るいキャラクターで人気を博し、数々のテレビ番組に出演。多数のコラム連載も持つ。

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