中京記念で本命馬が勝って227倍! アイビスSDは先行力と自在性重視でネロ「須田鷹雄 今週の狙い目レース」

中京記念で本命馬が勝って227倍! アイビスSDは先行力と自在性重視でネロ「須田鷹雄 今週の狙い目レース」

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 先週のG3中京記念は、須田が◎を打ったウインガニオンが勝利し、▲のブラックムーンが3着に入った(3連単の配当2万2780円)。今週は、新潟競馬場の直線芝1000mのG3戦アイビスサマーダッシュ。須田鷹雄の狙い馬は――!?

 アイビスサマーダッシュは4年連続で1番人気馬が優勝中。サンアディユなどの時代に比べると、やや堅い重賞になってきた。外枠有利のコースで枠順が出るまでは最終的な結論を出せないものの、原稿執筆の現時点での想定に基づき、取捨を決めていこう。

 まず前走クラス別成績を見ると、以前ほど下克上がきかなくなっている。以前は準オープンを勝ちたてといった馬でもそれなりに好走できたのだが、最近は重賞組>オープン特別組>準オープン組という序列がしっかりしつつある。仮に前走がオープン特別であったとしても、前々走までに重賞に出走し、そこである程度の走りを見せている馬のほうが買いやすい。

 もう一つ重視したいのは、「先行力と自在性」だ。前走の位置取り別成績で見ると、逃げか先行だった馬のほうがアイビスSDでの成績が良い。ただ、アイビスSDそのものでの位置取り別成績ということでは、差し組が結果を出している。先行力は重要だが、ここは速い馬がそろうので前走で前にいた馬の位置取りが悪くなることも多い。その場合に単調な逃げ先行馬だと伸びずに終わる。差しに回っても立ち回れる、自在性のある馬がおすすめだ。

 ここはまず無難な本命馬として◎ネロを挙げておく。アイビスSDは昨年出走してアタマ差の2着。自在性のあるタイプとは言えないが、1000メートルでも後手に回ることはないので心配は無用だ。ただ、これまでこのコースに出走したケースでは、頭数が少なめか自身が外枠を引くかのいずれかが多かったので、内枠は引きたくない。

 ○にフィドゥーシア。重賞実績のないオープン特別組だが、そもそも重賞に出走したことが1回のみなので仕方ない。母ビリーヴということで晩成のスプリンターと考えられるし、このレースを含めサマースプリントシリーズはとにかく牝馬が強い。

 前走で○の2着だった▲シンボリディスコは一昨年のアイビスサマーダッシュ2着馬。重賞実績がある、差しに回ってもそれなりの競馬ができるといった条件をよく満たす馬だ。勝ちきるイメージはないが2、3着の可能性を意識したい。

 穴を狙うなら斤量の絶対値が軽い馬。3歳牝馬でまだ準オープンの★レジーナフォルテがその候補。

■須田鷹雄 プロフィール
1970年東京都生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。大学在学中に競馬ライターデビュー。競馬以外のギャンブルも含めた「旅打ち」をライフワークとし、国内の全公営競技場を踏破した経験を持つ。

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