父と同じく22歳でのGI初勝利に「言葉で表せない思い」…皐月賞馬は3年連続の「無敗馬」

 競馬・第81回皐月(さつき)賞(GI)(18日・中山)――2番人気のエフフォーリアが最後の直線入り口で先頭に立って押し切り、無傷の4連勝でGI初制覇を飾った。無敗での皐月賞優勝はサートゥルナーリア、コントレイルに続いて3年連続。鹿戸雄一調教師(美浦)はこのレース初勝利で、騎乗した22歳の横山武史は初めてGIタイトルを獲得した。2着にタイトルホルダー、3着にはステラヴェローチェが入り、1番人気のダノンザキッドは15着に敗れた。

■22歳横山武 GI初制覇

 デビューからコンビを組んできたエフフォーリアと先頭でゴールを駆け抜けると、馬上の横山武は左手を突き上げて喜びを表現した。

 好位置のインでレースを進めると、最終4コーナーでわずかなスペースから一瞬で抜け出し、2着に自身最大の3馬身差をつける完勝。鞍上(あんじょう)は「馬の能力を発揮させることだけを考えていた」と会心の手綱さばきを振り返った。

 横山武は11度目の中央のGI挑戦で勲章をつかみ、「父(典弘)をはじめ、たくさんの方がGIを勝つ姿に憧れて騎手を目指したので、言葉で表せない思いが込み上げてきた」。現役2位の中央通算2846勝を挙げる父が初制覇したのと同じ、22歳でGIを優勝した三男。父が15度目の挑戦で41歳の時に初めて勝った日本ダービーの舞台に、最高の相棒とともに進む。(下山博之)

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