「金メダル取れると思ってやっていた」バスケ・三好南穂が東京オリンピックを語る

11月20日(日)、スポーツライター金子達仁がメインパーソナリティを務めるラジオ番組「The Deep」(ニッポン放送・毎週日曜20時~20時20分)が放送。元バスケットボール日本代表・三好南穂さんが出演し、銀メダルを獲得した東京オリンピックについて語った。

一流アスリートたちをゲストに迎え、スポーツの面白さや、アスリートの心の奥底にある想いを届けていく番組、「The Deep」。三好は、日本代表として2016年、2021年と2大会連続オリンピックに出場。2022年4月に現役を引退し、現在はトヨタ自動車のサポートコーチとしてチームに尽力している。「世界では勝てない」と言われてきたバスケットボール。しかし、三好をはじめ、チームメンバーは勝てると信じて戦っていたと、東京オリンピックを振り返った。

三好南穂

金子:スポーツファンとしてものすごく不満があって、東京オリンピックの(バスケ女子)銀メダル。空前絶後の快挙だと僕は思うんですよ!もう国がひっくり返るぐらいの。陸上の100mで、桐生くん、だか日本の選手が金メダルを取る。カタールワールドカップで日本代表が優勝する……を越えるエライコッチャと僕は思うんですよ。

三好:そうですね。バスケットってなかなか日本は勝てないって言われていたので。多分あの時には誰も、やっていた自分たちしか信じられなかったぐらい……

金子:ちょっと待って!三好さんは信じていた?

三好:いや最初、それこそヘッドコーチのトムさん(トム・ホーバス)が、東京オリンピックの4年前に「金メダルを取る」とテレビでもよく言っていて。正直、そこでは無理だろうと思っていました(笑)

金子:失笑ですよね。

三好:そうですね。やっている側も「金メダル?!」みたいな感じは、正直ありました。

金子:だってサッカーってなんで日本代表は勝てないと思っているのか。要は、下手だから、仕方ないわけですよ。でも、バスケットボールの場合、サイズっていう厳然たる数字があるわけじゃないですか。絶対に同じアジリティを持っているんだったら、大きい方が得ですよね。

三好:はい。結構高さだったり、ジャンプ力、身体能力でもなかなかアメリカとかには勝てない部分は、現実問題あったので。そこで金メダルを取るって言っていることに関しては、最初は疑問ではありましたね。

金子:もっと性格の悪いことだったら、引きますよね。

三好:引くまでいくかわからないですけど(笑)

金子:いや、絶対に何言ってんのアホちゃう!って思っていた子はいたと思う!

三好:ただ、トムさんのバスケットで年数を重ねて、実際海外とやって、勝てるって自信もついてきましたし。東京オリンピックの期間だけでも、1試合1試合重ねていくごとに、自分たちが強くなっていくっていうことを実感できたので。東京オリンピックの期間は、あのメンバー12人、「金メダル取れる」って思ってやっていました。

金子:本当なんだ。

金子達仁

三好は、「どこから出てくる自信かわかんなかったんですけど、なんか勝てる気がしながらやってました。」と述べた。東京オリンピックで銀メダルを取ったことで、子供たちが「金メダルを取りたい」と言ったエピソードを語った三好。金子は、そのエピソードを目を潤ませながら語る三好の姿がすごく印象に残っていると言い、番組を締めた。

 

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