元大関 照ノ富士“復活”優勝……一方で座席2,500人でもチケット売れ残りなど大相撲の課題山積

大相撲 元大関で東前頭17枚目の照ノ富士が2日、7月場所千秋楽で30場所ぶり2度目の優勝を決めた。

【大相撲七月場所】千秋楽 ○照ノ富士(よりきり)御嶽海×  平幕・照ノ富士 序二段から復活、13勝2敗で5年ぶり2度目の優勝  伊勢ケ浜親方から優勝旗を受け取る照ノ富士 =両国国技館 撮影日:2020年08月02日 写真提供:産経新聞社

照ノ富士は序二段まで降下後、今場所再入幕を果たしており、大関経験者が関脇以下に番付を下げてから優勝するのは、44年ぶりの快挙となる。

大相撲は新型コロナの影響で5月の夏場所を中止としており、今場所は東京・両国国技館へ会場を変更して4カ月ぶりの本場所となった。

一方、今場所は客足の鈍りや開催自体への疑問の声など今後へ向けての数々の課題も浮き彫りとなった。

こうしたなか7月20日、キャスターの辛坊治郎は「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」内のコーナー「夕刊フジ そこまでズーム」のなかで、同日発売の夕刊紙「夕刊フジ」の誌面を紹介しながらこの問題について語っている。

辛坊)私がいちばん注目したことは裏一面の内容です。マス席ともソーシャルディスタンスで数も少ない。その後ろの席も少ないです。座席数が2500人に現在絞られていまして、あれだけ席が少なければ、当然のことながらチケットを取るのは大変だろうとなんとなく思っていましたが、チケットが売れ残っているそうです。一般紙でもテレビでもそのあたりをなかなか言ってくれないですよね。その事情が詳しく書いてありまして。

増山)空いているのですね。

辛坊)ほかの日もほぼ同様の売れ行きだそうです。そのあたりが詳細に夕刊フジの裏一面に出ています。正直、そうなの!と驚きました。やはり相撲ファンはご高齢の方が多いですので、高齢の方は……

増山)控えているのですかね?

辛坊)はい。10代の若者を中心にマスクをしていない人がたくさんいる一方で、高齢の方はうつると亡くなってしまうこともあると思いますので。

増山)用心はしますよね。

辛坊)このような高齢者がターゲットのご商売はいま本当に厳しいだろうなとつくづく思います。「わずか2500枚が売り切らないという厳しい現実が突きつけられた」というようなことが、記事にありました。

増山)のびのびとマス席に座って見るのは気持ちは良さそうですけどね。

辛坊)確かにそうですね。そしてファンからは「命を懸けてまで見に行くか!」「無観客だから東京でやるんじゃなかったのか?」「こんなに感染者が増えて3月より状況が悪いのに、本当に開催するのか?」と厳しい声が相次いでいるそうです。

帰りがけにこうした夕刊紙を手に取って、一般の新聞のスポーツ面には書いていないこのような記事を読めるのはすごくありがたいと思います。

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