羽生結弦がしていた巫女舞見学…教授明かすゆづ流演出の裏側

フィギュアスケート羽生結弦、過去に巫女舞見学 羽生流演出の裏側を教授明かす

記事まとめ

  • 昨年末のフィギュアスケート全日本選手権で、羽生結弦は圧巻の演技で優勝した
  • 宿敵のネイサン・チェンは、全日本の羽生について「かなり強くなったよう」とコメント
  • 羽生は、巫女舞に興味があり詳しく見学させてもらったことがあるという

羽生結弦がしていた巫女舞見学…教授明かすゆづ流演出の裏側

羽生結弦がしていた巫女舞見学…教授明かすゆづ流演出の裏側

羽生結弦がしていた巫女舞見学…教授明かすゆづ流演出の裏側の画像

「ネイサン・チェン(21)が、年明け早々に受けた米国メディアの取材で、全日本選手権の羽生選手についてコメントしました。“かなり強くなったように見えた”と。直接対決の日を楽しみにしているようです」(スポーツ紙記者)

羽生結弦(26)が圧巻の演技で優勝した昨年末のフィギュアスケート全日本選手権。“宿敵”ネイサンにも大きな衝撃を与えたようだ。数年来、トップを争い続けている2人だが、直近の直接対決では、羽生が2連敗中。

「’19年春の世界選手権、その冬にあったGPファイナルで、羽生はチェンに負けを喫しています。新型コロナの状況次第ではあるものの、今年3月にストックホルムで開催予定の世界選手権で久々の直接対決がかなうことが期待されます」(前出・スポーツ紙記者)

’19年のGPファイナルの直後には羽生はチェンについて、「スケートを続けるモチベーションを見失っていたけれど、今の彼は僕にとってスケートを続けるモチベーション」と話したほどの存在。

「羽生選手はコロナ禍で、精神的に“どん底まで落ち切った”時期があると明かしています。コーチ不在で1人で練習を続けた日々が苦しく、“1人でやるのもうやだ、疲れたなって、もうやめようって思った”と。“次はチェンに勝ちたい”という思いは、それでも練習を続ける原動力の一つになったのでは」(フィギュア関係者)

全日本で初披露した新プログラムは“打倒ネイサン”のためのプログラムでもあるのだろう。フィギュアスケート評論家の佐野稔さんは、日本人である羽生ならではの演技だと指摘する。

「羽生選手の新プログラムは、SPはロックで西洋音楽の流れをくんでいますが、フリーの『天と地と』は日本調です。SPを“導入”、フリーを“完結”と見立てるとすると、西洋から入ってきたフィギュアを日本人である自分の中で昇華させて大きく開花させた、というストーリーを感じます」

新プログラムに、ある“日本の伝統”を取り入れているのではないか、と教えてくれたのは、羽生の大学時代の指導教授である、早稲田大学人間科学部人間情報科学科の西村昭治教授だ。

「羽生さんから“巫女舞に興味があって、詳しく見学させてもらった”という話を聞いたことがあります。大学入学前後のころの話だったと思います」

巫女舞とは、神道で神事の際に奉納される舞だ。

「巫女がぐるぐる回転して舞台をあちこち移動しながら舞う様子にフィギュアスケートに通じるものを感じたのかもしれません。自分のフィギュアスケートにオリジナリティを出すために、それを前の『SEIMEI』や今回の『天と地と』の表現に取り入れたんじゃないかと思うんです」(西村教授)

日本人である羽生ならではの演技で、打倒ネイサンへ――。今月17〜18日にはネイサンが全米選手権に出場し5連覇を達成。羽生は彼の演技をしっかり目に焼き付け、さらなる闘志を燃やしたことだろう。

「女性自身」2021年2月2日号 掲載

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