阪神のサヨナラ劇「マルテの3球目」問題で主審のウィキペディアが炎上!

矢野燿大

 阪神タイガースの13年ぶり首位ターンで盛り上がっているセ・リーグ。でも、7月に入って一時の勢いにブレーキがかかり、11日まで4勝6敗でお尻に火がついてきた阪神にとって、矢野監督が涙を流してしまうほどの劇的勝利だったのが、12日に甲子園で行われたDeNA戦。というのも、9回裏まで0−3と劣勢、9回裏2アウトの土壇場まで追い込まれてから4点を取っての大逆転サヨナラ劇。これが盛り上がらないわけがない。でも、そんな劇的勝利以上にネット上が荒れるシーンがあり、DeNAファンはわだかまりが残ったままになっているとか。

「阪神は9回裏2死一塁からDeNAの守護神・三嶋一輝投手を攻めて2点を返し、なおも2死一、三塁、一打同点の場面でマルテ選手が打席に。空振りと見逃しであっさりと2ストライクに追い込むと、三嶋投手は3球勝負で外角に渾身の153`ストレートを投げ込みました。3球勝負に来るとは思っていなかったのか、マルテ選手は見逃したというよりバットが出なかった様子。外角低めにコントロールされた球はまさしく最高のボールで、多くの人が『試合終了』と思ったに違いありません。見逃したマルテ選手本人さえ体を回してベンチ方向に帰ろうとしていたぐらいですからね。ところが、球審の判定は無情にもボール。この判定に、三嶋投手と捕手はおもわず腰砕けに。何よりテレビを見ていたファンが『ウソでしょ!?』『えっ、マジ!』と、呆気に取られていました。そしてその直後、マルテ選手は同点タイムリーヒット。続く大山選手がサヨナラタイムリー。矢野監督を泣かせてしまったほどの逆転劇だったんですが……ネットはそれどころではありませんでした」(スポーツライター)

 SNSでは「マルテの3球目」というワードがトレンド1位に。気になって動画を見たという人からも次々と「200%ストライク」「この判定はあり得ない」など、判定に異を唱える声があふれた。さらにの怒りの矛先が、”ボール”とコールした主審に向いてしまうという惨事に。

「主審のウィキペディアが勝手に編集され大炎上してしまったんです。来歴・人物部分の生年月日や出身地に続いて『大の阪神ファン。ストライクゾーンがボールになり、ボールがストライク判定になることが多くて、非常にレベルの低い判定をする駄目審判員の一人』と、酷い文章が書き足されてしまいました」(前出・スポーツライター)

 この中傷プロフは数十分後には元通りに修正されたとのこと。ただ、ゲームセット直後には「もし阪神がこのまま優勝したらこの勝利がターニングポイントになったと言われるかもしれない」とコメントする評論家もいたほどの大逆転劇。「マルテの3球目」の波紋はシーズン終了まで広がり続けるかも?

(飯野さつき)

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