令和初「日本ダービー」で必中激論(1)サートゥルナーリアは6分のデキで皐月賞制覇

サートゥルリアーナ

 ファン待望の「日本ダービー」が今週末、東京競馬場で行われる。デビューから無敗で皐月賞を制したサートゥルナーリアに人気が集まる中、サンスポ・水戸正晴、競馬芸人・キャプテン渡辺、Gallop・和田稔夫の3氏が集結、逆転候補をあぶり出した。はたして、令和元年のダービー馬に輝くのは、どの馬か!

渡辺 今年のダービーは、皐月賞を制したサートゥルナーリア1強ムードが漂っていますが、はたして、そうなんですかね?

水戸 じゃないか。先行脚質で同じラップをきちっと踏める馬。府中のほうが競馬をやりやすいだろう。

和田 能力は1番だと思いますけど、正直、皐月賞は3カ月半ぶりであろうと、6分ぐらいの仕上げだったであろうと、あの結果を見て、そこまでの1強じゃないと。皐月賞1〜3着馬の3強だと僕はみています。

渡辺 確かに、これまで名馬と言われた馬は2着以下に大差をつけるなど、圧倒的に強い競馬をしていますからね。今年の皐月賞上位3頭は同タイムで、アタマ、ハナの差だった。

水戸 ホープフルSのあと疲れもあって、立ち直るのに時間がかかったけど、皐月賞の最終追い切りでは、それなりに動いていた。まあ、6〜8分ぐらいのデキだったんだろうとは思う。

渡辺 大久保洋吉元調教師も「この状態で出るの? もしこれで皐月賞を勝ったらダービーも絶対勝つよ」と、レース前に言われていたぐらい先生の目には馬体が緩く見えたそうです。

和田 実際、ゴール板を過ぎたあとは、2、3着馬のほうが余力十分だったからね。サートゥルナーリアがいちばん疲れていた。ただ今回は、2週前の段階で速い時計を出していて、万全の態勢で出てくるはず。

水戸 一度使われての上積みは大きい。最有力候補であることは間違いない。

渡辺 騎手がルメールからD・レーン=豪州=に乗り替わる点はどうですか? 短期免許で来日してわずか3週間で13勝。うちGTヴィクトリアマイルを含む重賞3勝で、「ルメールよりも上手なんじゃないか?」と話す関係者もいます。

水戸 躊躇しないところがすごいよ。反射神経や勝負勘もあって、ちゃんと勝たせる。ヴィクトリアMを勝ったノームコアの関係者も「あの乗り方でなければ勝てないという騎乗だった」とレーン騎手を絶賛していた。

和田 現在25歳ですが、デビューは15歳。年間300レース以上騎乗していて、地元のGTを15勝しています。技術的なことはよくわからないけど、加速のさせ方がすごいですよね。京王杯SCでは、つくづく感心しました。いつも引っ掛かるタワーオブロンドンで、道中一度もブレーキを踏むことなく勝利に導いた。

渡辺 じゃあ、皐月賞上位3頭を高評価している和田さん的には、本命候補?

和田 いや、不動の対抗。

渡辺 そうですよね。僕もです。競馬ってそういうことですよね。人気のサートゥルナーリアを負かすのはどの馬か、という‥‥。水戸さんもそうですよね?

水戸 もちろん。私も不動の対抗だな(笑)。

水戸正晴:サンケイスポーツ記者。競馬記者歴は40年を優に超えている。穴党にファンが多く、愛称は「水戸万助」。週刊アサヒ芸能で「『絶対万券』論」を執筆中。

キャプテン渡辺:ピン芸人。テレビ東京「ウイニング競馬」に出演中。競馬歴は24年目。今年の回収率は100%をキープしている穴党の勝負師。

和田稔夫:競馬専門誌「Gallop」予想担当。記者歴は21年目。藤沢厩舎に強く、美浦トレセンを中心に取材の鬼としても知られる。

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