カリスマ馬券師・亀谷敬正「プロフェッショナル血統塾」<ヴェロックスはさらに強くなる>

亀谷敬正

 毎年7月、北海道で競走馬の仕入れ市「セレクトセール」が行われますが、このセールにはボクも毎年行き、未来のGT馬を幼い頃から観察することを楽しみにしています。

 今年のダービー馬ロジャーバローズも、産まれて間もない当歳(0歳)でセレクトセールに出た馬。ボクはこの時から見ていて、昨年のPOG(2歳デビューの前にダービー馬を当てるゲーム)でも推奨しました。POGは遊びですが(笑)、「亀谷競馬サロン」のメンバーは、ボクがデビュー前から推奨していたのを知っていましたし、ダービーも本線で的中させたので大変盛り上がりました。

 また、先日他界したディープインパクトとキングカメハメハもセレクトセールでセリに出た馬です。この2頭を購買したのは、金子真人オーナー。本当にスゴい人です!

 毎年、金子オーナーがどのように馬を見られているか、コッソリと観察しているのですが、変わった見方をされます(特殊な見方がある、と思って見ているから、そう勘違いしているのかもしれませんが‥‥)。

 今年の神戸新聞杯に出走を予定しているヴェロックスも金子オーナーがセレクトセールで購買された馬。父はジャスタウェイ。今年の3歳世代が産駒デビューの初年度で、種牡馬としてのポテンシャルが未知なる状況下での購入です。

 ただ、ヴェロックスはジャスタウェイの代表産駒になりえる可能性が高い馬です。ジャスタウェイの父ハーツクライの母父はトニービン。さらにヴェロックスの母父はモンズーン。いずれも古馬になって腰に力がつくと、さらに上昇する可能性を秘めた血統です。

 ジャスタウェイの父ハーツクライも古馬になって腰に力がついてから、先行する競馬でディープインパクトを負かしましたし、ジャスタウェイも古馬になって天皇賞・秋を優勝。ドバイのGTも優勝して世界ランキング1位になりました。

 そういえば、同じくトニービンの血を持ち、母が欧州血統のキセキも、古馬になって先行する競馬ができるようになってから、さらに一段強い競馬をするようになりましたね。

 ヴェロックスも腰に力がついて前に行けるようになってからが、さらなる強さを見せる馬だと思います。

 なお、神戸新聞杯はサートゥルナーリアも走りそうですから、馬券は堅い決着になりそうです。

亀谷敬正(かめたに・たかまさ)テレビ、専門誌などでカリスマ的人気の若手血統馬券師。HPはhttp://www.k-beam.com 推奨レース、期待値の高いデータ満載の出走表も配信中。コンビニのコピー機でも予想を配信(Eプリント 亀谷で検索)。

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