日本一のソフトバンクが「バレンティン獲得」でさらに戦力巨大化か

工藤監督

 福岡ソフトバンクホークスが4連勝で日本シリーズを制し、工藤公康監督への風向きも変わってきた。4戦目終了後、球団との話し合いが行われ、新たに2年の延長契約が交わされた。

「ソフトバンクは今年、福岡に移転して30周年というメモリアルイヤーでした。当然、リーグ優勝で記念の年を華々しく飾りたいとの思いが球団にも強くあり、ペナントレース終盤で逆転された工藤監督には失望の声が向けられていました」(スポーツ紙記者)

 日本一に導いた指揮官を退任させるわけにはいかない。ネガティブ情報も完全に払拭できたようだが、こんな指摘も聞かれた。

「クライマックスシリーズ・ファーストステージ2戦目から破竹の10連勝。工藤采配が冴え渡った結果ですが、シーズン143試合に全スタメン出場した松田を外し、ベテランの内川に代打を送るギャンブルもありました。工藤監督は、ギャンブル論は否定するでしょうが、失敗していたら、ただの愚策。勝ち試合でも、名采配と愚策は紙一重というヒヤヒヤの連続だったのです」(同前)

 ヒヤヒヤの連続を防ぐためか、シリーズ制覇と同時に伝えられたのが「ヤクルト・バレンティンの調査」。球界において「調査」とは、獲得の意思があるという隠語でもある。

 バレンティンは国内FA権を取得しているので、来季からは外国人枠を外れ日本人扱いとなる。獲得となれば、デスパイネ、グラシアルと並ぶ超・強力打線も可能となるのだ。
 
「巨人との圧倒的な戦力差を見せつけたホークスですが、千葉ロッテ・鈴木大地のFA補強を狙っているとの情報も聞かれます」(ベテラン記者)

 工藤監督は「もっと強くなれるよう…」と勝利インタビューで話していた。大胆采配が愚策に転じても負けない、巨大戦力のチーム編成が加速されそうだ。

(スポーツライター・飯山満)

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