「Jリーグはレベルが高い」日本を語るイニエスタにサポーターからも感謝の声

アント?レス・イニエスタ

 ヴィッセル神戸に所属する元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタがアルゼンチンの大手スポーツメディア「TyC Sports」のインタビューに応じ、Jリーグで戦うことの難しさについて言及している。

 イニエスタは2018年まで長く在籍した古巣バルセロナの現状や、かつての戦友で世界最高のフットボーラーであるアルゼンチン代表FWリオネル・メッシに関する印象を語ると、質問は現在イニエスタが奮闘するJリーグの舞台へと及び、「日本のリーグは引退しに来る場所ではない」と決してラクに活躍できるリーグではないと強調。

 続けて、「周囲からの要求は常に高いし、ここ(日本)に居られることに満足している。あらゆるレベルの高い要求があり、それこそ僕がここで続けようと思うモチベーションになる」とも語り、ワールドクラスの助っ人外国人として鳴り物入りで神戸へ加入したイニエスタではあるが、レベル自体は決して低くはないと感じている様子だ。

「元ブラジル代表のジーコやレオナルド、ストイコビッチら往年のJリーグ助っ人外国人らは“引退する前の小遣い稼ぎ“などと揶揄されていた時期もありましたが、イニエスタは加入早々からヴィッセルの再建を託され、実際にとてもハードなリーグ争いに参加しています。また、今季の戦績も第29節時点で10勝5分14敗の10位と低迷。ヴィッセルにはイニエスタの他にも元スペイン代表FWダビド・ビジャや元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキらスター選手が在籍しているものの、単純にスーパースターをかき集めても通用しないほどにJリーグのレベルが上がっているということでしょう。それを肌で感じているからこそのイニエスタのコメントにはサポーターからも『Jリーグを高く評価してくれるのは嬉しいな』『この人は一流でやってきただけあって受け答えも一流』『日本を選んでくれてありがとう』と感謝の声が集まっています。過去にJリーグでプレーした大物外国人選手の中には退団後にメディアへ日本を悪く言うプレーヤーもいましたが、イニエスタはしっかりとJリーグのレベルを認めてくれているようですね」(スポーツライター)

 魔法のような柔らかいボールタッチと、敵の隙を容赦なく突いてみせる鮮やかなスルーパス。バルセロナ時代にはメッシと肩を並べる存在感を示していたイニエスタですら苦戦を強いられるJリーグのレベルの高さは、もはや我々が誇るべき事実なのかもしれない。

(木村慎吾)

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