カリスマ馬券師・亀谷敬正「プロフェッショナル血統塾」<ルーラーシップ産駒が穴!>

亀谷敬正

 エリザベス女王杯は、牝馬3冠レースに比べて、重厚な「欧州型血統」が走りやすいレースです(国別血統タイプは亀谷HPを参照してください)。

 牝馬3冠レースでは、成長が間に合わなかった晩成型の欧州血統が素質をようやく開花することもあります。そもそもクラシックは「日本の主流血統」が走りやすいレースなのですが、芝2200メートルGTはクラシックでは走れなかった馬、または「非主流血統」の外国産馬が走りやすい距離でもあり、その適性の影響も大きいレースなのです。

 同じ芝2200メートルで行われる宝塚記念でも、昨年は10番人気だった香港馬のワーザーが2着。中山芝2200メートルで行われた02年のジャパンカップは、人気薄の海外馬がワンツー。

 そしてエリザベス女王杯でも外国馬スノーフェアリーが連覇(10年、11年)。03年にはタイガーテイルが10番人気で3着。当時の予想でも、外国馬が走りやすい条件だから本命にしていました。このように20年近く前から同じような予想方法で穴を当て続けているわけです(笑)。

「欧州型血統」以外で注目は、ノーザンテーストの血を持つ馬です。16年、12番人気で2着したシングウィズジョイ、13年に5番人気で3着だったアロマティコは、ともに母母父がノーザンテースト。12年に7番人気で勝利したレインボーダリアは母父がノーザンテースト。17年、18年と、2年連続で9番人気で2着したクロコスミアもノーザンテーストの血を持つ馬です。

「キャリアを積んでから成長する」と古くから言われるように晩成型の血であることに加え、欧州指向の馬場にも適性が高いことが当レースに合うのでしょう。

 今年の注目はルーラーシップ産駒です。ノーザンテーストの血を持つ「欧州型」で、自身の現役時代もGT勝利は欧州指向の血統が走る海外のGT。国内のGTでは、エリザベス女王杯同様、クラシックが行われない距離の宝塚記念2着、有馬記念3着でした。

 ルーラーシップ産駒のブライトムーンは、祖母ファレノプシスがエリザベス女王杯優勝馬。この馬はクラシックに出走歴のない遅咲きの上り馬です。

 ウラヌスチャームもルーラーシップ産駒。重賞での連対実績は芝1800メートルの中山牝馬S(2着)。クラシックが行われない「非根幹距離」のほうが得意な馬です。

亀谷敬正(かめたに・たかまさ)テレビ、専門誌などでカリスマ的人気の若手血統馬券師。HPはhttp://www.k-beam.com 推奨レース、期待値の高いデータ満載の出走表も配信中。コンビニのコピー機でも予想を配信(Eプリント 亀谷で検索)。

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