天皇賞・春《必勝SP座談会》(1)注目のトーセンCとキセキが一緒に出遅れる?

座談会

 先日、JRAから「日本ダービー」までの無観客開催が発表されたが、海外競馬の中止も相次いでいるだけに、開催されること自体、ファンにとっては喜びだろう。とはいえ馬券は当ててナンボ。そこで「週刊アサヒ芸能」連載陣の片山(写真左)&細江(写真右)の両氏に、競馬大好き芸人ギャロップ・林氏(写真中央)を加え、伝統の一戦「天皇賞・春」を渾身予想する。

片山 林さんは、コンビ名の由来が競馬専門誌「週刊Gallop」からだとお伺いしました。競馬歴はかなり長そうですね。

林 ウオッチャー歴は中学生から。馬券歴は20年以上たちますけど、唯一自慢できるのが09年の皐月賞(約39万円)ぐらいですね。

片山 ちなみに、細江さんって馬券は買えるの?

細江 はい。「みんなのKEIBA」(フジテレビ系)で毎週買っていて、去年の収支はプラスでしたし、今年もプラスです。

林 うわー、すごい。

片山 ジョッキーより全然向いてるじゃん。

細江 ハハハ、よく言われます。片山さんの調子は?

片山 今は3連複が90%。3連単は無理狙いになるし、1日1回も当たらないこともよくあるから。3連複なら、まあまあ当たる。

林 僕も3連単はあまり買わないですね。中穴を狙った馬連や単勝が多いです。

片山 さて、天皇賞・春の予想だけど、現時点で林さんが注目している馬は?

林 トーセンカンビーナです。前々走の松籟Sがものすごくよくて、阪神大賞典(2着)でも狙ってました。

片山 いつも出遅れる馬だけど、それも覚悟のうえ?

林 藤岡康太騎手も「95%出遅れる」と(笑)。でもそういう馬って、出遅れたほうがいいんじゃないですかね。急にポンと出て「あら?」ってなるよりも。

細江 確かにゲート難がありますけど、しまいの脚がしっかりしていて、距離が延びても崩れない。

片山 まあ、出遅れても、ある意味ちゃんと来てますからね。許せる程度の出遅れだから。

林 この前のキセキは許せない出遅れでしたけどね。

片山 ゲート再審査を受けて、鞍上は武豊騎手にスイッチ。魔法のような折り合いを見せてくれるんじゃないかな、という期待もある。前走の阪神大賞典が単勝160円で今回が人気薄なら、妙味もあるし。

細江 でも前走は出遅れに加えて道中、我慢できなかった。能力の高い馬がああいうことをしだすと。もう6歳だし、修正ができない域に入ってきている気も。

林 ただ昨秋、凱旋門賞に行くまでを振り返ると、去年の宝塚記念はリスグラシューが強すぎただけで、この馬もスゴく強い競馬をしているんですよね。またトーセンと一緒に出遅れるかもしれませんけど。

片山 まさに悪くなった時のルーラーシップだよね。ポンと出る可能性もあるし、出ない可能性もある。

林 まあ、出るか出ないか五分五分の馬よりも、トーセンはまず出ないから予想はしやすいですよ(笑)

天皇賞・春《必勝SP座談会》(2)に続く

片山良三:サンケイスポーツ在籍時は初代の武豊番記者として活躍。フリーに転身後「Number」(文藝春秋)のスコアカード連載は30年を超えた。週刊アサヒ芸能で「栗東ナマ情報」を執筆中。

林健:お笑いコンビ「ギャロップ」のボケ担当。競馬歴20年以上の中穴派。「トレセンまるごと情報局」(グリーンチャンネル)、「うまんchu」(関西テレビ)ほか多数で活躍中。

細江純子:JRA初の女性騎手として96年にデビュー。引退後はテレビやイベントなど、ホースコラボレーターとして活躍中。週刊アサヒ芸能連載「ホソジュンのアソコだけの話」は基本シモネタ。

関連記事(外部サイト)