「競馬の達人」が徹底分析!「有馬記念」激走指数ランキング【有力馬編】

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 1年を締めくくる「有馬記念」が12月27日、中山競馬場で行われる。今回は「週刊アサヒ芸能」連載陣の水戸正晴&片山良三の両氏に加え、“万馬券クイーン”こと松中みなみ&競馬芸人のキャプテン渡辺も加わり、出走馬を徹底分析。S(50P)、A(30P)、B(20P)、C(10P)の評価をもとにランキングした。はたして、アサ芸版「激走指数」でレースをうらなうと……。

1位:フィエールマン(140P)

水戸○ 天皇賞・秋でアーモンドアイに迫ったしまいの脚はすごかった。間を開けていいタイプで、ここは狙った一戦。人気どおりの結果は大いに期待できる。前走からの距離延長は歓迎で、決め手はイマイチでも中山は得意としている。追い切りの動きもいい(S)。

松中★ 現時点で気になる馬を6頭ピックアップしました。最終的な予想は「サンスポZBAT!競馬」を見ていただけるとうれしいです。フィエールマンは、抜け出すとソラを使うことが心配材料の一つ。ただ、昨年ほどハイペースにならなそう。馬体をあわせると闘争心に火がつくので、叩き合いになれば一気に浮上すると思います(A)。

渡辺★ 僕も最終的な印は「ウイニング競馬」(テレビ東京)で発表しますが、本命・対抗はほぼ決めています。それ以外で評価しているのがこの馬。前走の天皇賞・秋は、6カ月の休養明けで2着。去年は凱旋門賞(12着)からのローテーションで4着でしたから、今年はさらに着順を上げてもおかしくないですね。鞍上が今年のGTで8勝をあげているルメール騎手というのも脅威です(A)。

片山○ 福永に引き出された鋭い末脚を新たな武器として、鞍上をルメールに戻した。ノーザンFがいちばん勝たせたいのがこの馬ということだ。昨年の有馬記念で意外なもたつきを見せたのが唯一の不安点(A)。

2位:クロノジェネシス(110P)

松中★ 天皇賞・秋はゲートで落ち着きがなく、スタートで挟まれたのも痛かったですね。それでも3着は底力があってこそ。充実期を迎えており、折り合いもつくので距離はこなせるはず。枠は10番以内が理想。前に行くバビット、キセキ、カレンブーケドールの後ろにつけられれば、正攻法の自分の競馬ができると思います(S)。

水戸△ 天皇賞・秋は休み明けもあったのだろうが、あらためてこの馬の能力の高さが知れた。その後はここ一本に備えて万全と言っていい仕上がり。道悪ならさらにいいが、上位争いは明らか(A)。

片山▲ 手堅い走りが武器で、道悪にでもなれば宝塚記念の再現も十分。ここへきて、良馬場の決め手争いでもハイレベルの足跡を残してきており、フィエールマンとは、ほぼ互角。ラッキーライラックとは過去1勝2敗(A)。

3位:ラヴズオンリーユー(90P)

水戸◎ 前走後は、ここ一本に照準を合わせ、抜かりない調整。「この秋、最高の状態」(矢作調教師)で臨めるとあって仕上げは万全。ひ弱さがすっかり影を潜めたのも強調していい。世紀の名牝ミエスク(GT10勝)の流れをくむ超良血で、昨年のオークスを勝った力量馬。本格化したここは、狙い撃ちだ(S)。

片山★ この秋3戦目。詰めて使えない馬が順調にきているのが好材料だ。馬は今年未勝利、鞍上は不調のデムーロで人気急落だが、この世代の牝馬では、一番の素質を認められていたことをお忘れなく(B)。

松中★ 今春のドバイ遠征がコロナ禍で中止になり、先日の香港遠征も厩舎スタッフの就労ビザが取得困難で断念する結果に。ただし、このところ不振だったデムーロ騎手に復調気配が感じられますし、不運続きにピリオドを打ってくれるのではないでしょうか(C)。

渡辺(無印) 牝馬が5頭出走予定ですが、その中では4〜5番人気といったところですかね。とはいえ、去年のオークスでは、カレンブーケドールやクロノジェネシスを破っている。ただ、そのオークス以降、勝ち星から遠ざかっている点は気になります(C)。

4位:ラッキーライラック(80P)

片山◎ ラストランVへ向けて体調万全。テン乗りの福永も「勝つイメージは、すでに見えている」と心強いコメント。同期のアーモンドアイに離されたとはいえ、GT5勝目をあげて名牝の仲間入りだ(S)。

松中★ アーモンドアイやクロノジェネシス、グランアレグリアなど、今年の芝GT戦は春の天皇賞以外、全て牝馬が勝利。この馬も大阪杯を制し、エリザベス女王杯では連覇を達成。有馬記念は初参戦、鞍上は三冠ジョッキーの福永騎手。自在性があり、小回りが利く点も好材料。ここがラストランになるのは残念ですが、ロングスパートから早め先頭に立つ競馬で、クロノジェネシスと追い比べになるシーンを想像しています(A)。

5位:カレンブーケドール(60P)

水戸△ JC(4着)の走りは大きく評価したい。これまで掲示板を外したことがないように、とにかく安定感があり、勝負強さは大きな武器。休み明けを使われて3戦目。最高の状態に仕上がったのであれば、やれていい(A)。

片山△ 最強の2勝馬。勝ち味の遅さは否定できないが、JCでも際どい3着争いに持ち込んでおり、代打屋・池添に乗り替わって不気味さが増している(B)。

渡辺(無印) ここまで12戦して2勝のみ。重賞勝ちもありませんが、5着以下もないという安定感抜群の馬。有馬記念で歴代単独最多の4勝をあげている池添騎手とのコンビは、少し怖い気がします(C)。

      ※    ※

 2020年のダービーはアサ芸オリジナル「激走指数」1位と2位の馬でワンツー決着。はたして1位フィエールマンと、2位クロノジェネシスですんなり決まるのか、それとも伏兵陣の台頭があるのか。1年のラストを飾る有馬記念だけに、大的中といきたい。


水戸正晴 サンケイスポーツ記者として46年目。本誌連載「『絶対万券』論」が大好評。

松中みなみ タレント。競馬歴は10年目。「サンスポZBAT!競馬」で予想を公開。

キャプテン渡辺 ピン芸人。競馬歴は25年目。テレビ東京「ウイニング競馬」に出演。

片山良三 サンスポ時代は初代の武豊番として活躍。本誌連載「栗東ナマ情報」を担当。

※写真はイメージです

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