【はじめて卓球部顧問になったあなたに】新入部員が入ってきましたが、春先に何をすれば良いですか?

公立中学校卓球部顧問の先生の多くは、卓球未経験者です。

石川県金沢市で、卓球専門店の腕利きスタッフとして働く西東輝(さいとうあきら)さんの元には、日々、北信越一帯の卓球部顧問の先生からの相談が舞い込んできます。

西東さん自身、大学時代に全日本学生選手権ダブルス3位に入るほどのプレーヤーでしたが、それ以上に、実に幅広い層への技術指導が深いことが特徴の指導者です。
プロ卓球選手・吉田雅己(木下マイスター東京)のベンチコーチから、まだラケットを買っていない入部したばかりの中学生まで。

西東さん、今日もお願いします。(編集:槌谷昭人)

西東輝さん
写真:金沢市の卓球専門店で接客する西東輝さん/提供:本人

質問

質問「新入部員が入ってきましたが、春先に何をすれば良いですか」
質問「新入部員が入ってきましたが、春先に何をすれば良いですか」/作成:ラリーズ編集部

質問です。
新入部員が入ってきましたが、新2、3年生で台は埋まり、また試合が近づいているので、春先に何をすれば良いかわかりません。

回答

回答「壁打ち・玉突き・応援練習・審判練習をしましょう」
写真:西東さんの回答「壁打ち・玉突き・応援練習・審判練習をしましょう」/作成:ラリーズ編集部

台は埋まっても、廊下や壁は空いていると思いますので、「壁打ち」をおすすめします。

壁打ちの方法

床にバウンドさせてから壁に当てる方法をよく見かけますが、下に打つクセが付いてしまうので、上に打ってまず壁に当てるようにすると、バウンド直後に打つ感覚が身につきます。

玉突きの方法

玉突きは、一人でやるものと複数でやるものがあります。

応援練習とは?

ここまでは多くの学校で取り入れていますが、次にご紹介するのはなかなか取り入れられていない、おすすめの練習です。

応援練習とは、上級生の練習試合を後ろで応援することです。

これは新入生にも上級生にも相乗効果のある練習です。
新入生にとっては、「見て学ぶ訓練」になり、特に、上級生のレシーブのやり方をしっかり見てほしいと思います。
上級生にとっては、応援される=見られると、緊張感が生まれます。

「憧れの先輩を見つける」「試合のマナー」を学ぶという訓練にも繋がります。
日頃から応援練習をすることにより、本番の試合で応援の威力が発揮され、団結力が発揮されると私は信じています。

審判練習とは上級生のゲーム練習を審判することですが、まず間違えられない緊張感があるのと、そこでルールを覚えることができます。

何事も真剣に取り組めば「緊張感」が生まれ、それこそが、上達のスピードを上げてくれるのです。

文:西東輝

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