4年ぶりの世界戦がいよいよ開幕 日本代表は初日から登場<世界卓球選手権2022>

<世界卓球選手権成都大会2022 日程:9月30日~10月9日 日程:成都(中国)>

30日から世界選手権成都大会が開幕する。新型コロナウイルスの影響で2020年の世界選手権が中止になったこともあり、今大会は4年ぶりの世界選手権団体戦の開催となる。

30日~4日の5日間は予選リーグが行われる。また、各リーグの組み合わせも28日の抽選会で決定した。男子日本代表は中国香港、ハンガリー、ルーマニア、イランと、女子日本代表はスロバキア、ポーランド、ハンガリー、ウズベキスタンと同組となった。

難敵ぞろいのグループに入った男子日本代表

男子日本代表は難敵ぞろいの組合わせとなった。中でも、世界チームランキング11位の中国香港は日本の予選リーグ突破の最大の壁となることが予想される。

写真:黄鎮廷(ウォンチュンティン・中国香港)/提供:WTT
写真:黄鎮廷(ウォンチュンティン・中国香港)/提供:WTT

中国香港はエースの黄鎮廷(ウォンチュンティン)を軸に、東京五輪で張本智和(IMG)を苦しめた林兆恒(リンチャンフン)、ジュニア年代より数多くの国際大会に出場している呉柏男(ウーバイナン)など実力者を揃えている。

中国香港との試合は3日(第3試合)となっているため、その前の2戦で勝利を収め、少しでもプレッシャーを減らして臨みたいところだ。

ノシャド・アラミヤン
写真:ノシャド・アラミヤン(イラン)/提供:WTT

しかし、中国香港前の2戦も決して安泰とは言えない。日本の初戦の相手であるイランには五輪や世界選手権の出場経験が豊富な世界ランキング78位のノシャド・アラミヤンと、その弟のニマ・アラミヤンのアラミヤン兄弟がメンバー入りしている。

オビディウ・イオネスク
写真:オビディウ・イオネスク(ルーマニア)/提供:WTT

また、第2戦の相手であるルーマニアには世界選手権男子ダブルス準優勝の実績を持つオビディウ・イオネスクに、ヨーロッパ選手権シングルスベスト16のフノール・スッチなど、こちらも実力者を揃えている。

日本が目標とするメダル獲得に向けて、予選リーグは何としてでも1位通過を果たしたいところだが、一筋縄ではいかない戦いとなることが予想される。

女子日本代表は1位通過で勢いをつけられるか

対する女子日本代表は、同じグループに強豪であるアジアのチームがゼロと、男子と比較すると組み合わせには恵まれたと言える。

初戦の相手であるスロバキアにはハナ・マテロワ、第3戦のハンガリーにはドーラ・マダラサズなど、世界ランキング2桁台の選手はいるものの、日本女子代表個々人のこれまでの国際大会での実績を考えると、大きな不安要素は少ない。

写真:早田ひな(日本生命)/提供:WTT
写真:早田ひな(日本生命)/提供:WTT

そうなると、女子は予選リーグを通して各選手がどこまで本領を発揮できるかをチェックする必要がある。なぜなら、今大会の日本女子代表で世界ランキング最高位の早田ひな(日本生命)でさえ、世界選手権団体戦の出場経験は少ないからだ。

木原美悠
写真:木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎)/提供:WTT

もちろん、伊藤美誠(スターツ)をはじめ、長﨑美柚(木下グループ)、木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎)、佐藤瞳(ミキハウス)と、個人個人の実力の高さには疑いの余地はない。しかし、個人戦と団体戦は勝手が違う。個人戦で勝てたはずの相手に団体戦で負けることは往々にしてある。

つまり、国際大会の団体戦の経験値が少ない今大会の日本女子代表が、その実力を世界選手権という大舞台で発揮できるかは未知数と言える。

日本女子代表も、男子同様予選リーグを1位で通過したいところだが、それ以上に各選手がしっかりと予選リーグで経験を積んで、決勝トーナメントに万全の状態で臨むことが求められる。

30日日本代表試合予定

男子

vs イラン(17:00~)

女子

vs スロバキア(20:00~)

文:ラリーズ編集部

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