張本・石川、水谷・伊藤がエントリー 混合ダブルス日本勢優勝なるか<卓球・ブルガリアオープン見どころ>

写真:中国オープンでの石川佳純(左・全農)、張本智和(木下グループ)/提供:ittfworld

<ITTFワールドツアー・ブルガリアオープン 2019年8月13日〜2019年8月18日>

オーストラリアオープンから1ヵ月が経ち、中断していたワールドツアーが再開する。ワールドツアー後半戦の初戦となるブルガリアオープンが13日に開幕する。

今回はブルガリアオープンの混合ダブルス、男女ダブルスの見どころを紹介していく。

混合ダブルス

混合ダブルスは、張本智和(8月世界ランキング5位・木下グループ)/石川佳純(同6位・全農)ペアと水谷隼(同14位・木下グループ)/伊藤美誠(同7位・スターツ)ペアの2組が決勝トーナメントから登場。

張本/石川は今年の世界選手権に出場予定だったが、張本の手の怪我のため出場できなかった。そのため、6月の中国オープンが初めての出場となり、ベスト8で敗退。今大会はそれ以来のペア結成となり、東京五輪に向けて待望のペア復帰となった。

また、水谷/伊藤はオーストラリアオープンに引き続きの出場となる。オーストラリアオープンでは惜しくも決勝で苦杯をなめたことから、今大会に懸ける想いは強いだろう。

オーストラリアオープンで優勝した中国香港の黄鎮廷(ウォンチュンティン・同17位)/杜凱?(ドーホイキン・同11位)ペアや中国の主力ペアは今回出場していない。

そのため、ワールドツアーで優勝を経験していない両ペアにとっては、優勝のチャンスがある絶好の大会である。両ペアともこれまで以上の成績を残し、東京五輪の混合ダブルス枠の選考にアピールできるかが見ものだ。

男子ダブルス

丹羽孝希・吉村真晴
写真:2017年ジャパンOPでの丹羽・吉村ペア/提供:ittfworld

日本勢は2組が予選から参戦する。丹羽孝希(同10位・スヴェンソン)/吉村真晴(同48位・名古屋ダイハツ)ペアと宇田幸矢(同102位・JOCエリートアカデミー/大原学園)/吉村和弘(同43位・東京アート)ペアだ。

丹羽/吉村真ペアは、銀メダルを獲得したリオ五輪の団体戦でもダブルスを組み、世界卓球でも銅メダルを獲得している実力ペアだ。今大会は中国トップ選手のエントリーがなく実力的には優勝を目指すことも可能だろう。今大会での彼らの戦いに注目したい。

宇田/吉村和ペアは今回初めて組むペアリングだ。お互い強烈なチキータを武器としており、左右のバックハンドが海外選手には脅威となるだろう。若い2人がどのような化学反応を起こすのか、その爆発力に期待が高まる。

女子ダブルス

写真:長ア美柚(左・JOCエリートアカデミー/大原学園)、木原美悠(JOCエリートアカデミー)/撮影:ラリーズ編集部
写真:オーストラリアオープンでの長ア美柚(左)・木原美悠ペア/撮影:ラリーズ編集部

女子ダブルスには決勝トーナメントから2組が出場する。木原美悠(同52位・JOCエリートアカデミー)/長ア美柚(同44位・JOCエリートアカデミー/大原学園)ペアと平野美宇(同10位・日本生命)/芝田沙季(同20位・ミキハウス)ペアだ。

木原/長崎ペアは今年6月のジャパンオープンではベスト4に進出し、孫穎莎(スンイーシャ・同7位)/王曼c(ワンマンユ・同4位)の中国ペアにフルゲームで惜敗したが、着実に実力を伸ばしている注目の若手ペアである。

一方で平野/芝田ペアもオーストラリアオープンで陳夢(チェンムン・同1位)/王曼cペアにフルゲームで惜敗しており、中国との差は確実に縮まっている。

今大会、中国主力ペアの出場はないが、ヨーロッパや中国の若手ペアが出場しており難敵揃いである。この中で上位進出を果たせるかに注目だ。

文:ラリーズ編集部

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