杜凱?が加藤美優から2点取り KA神奈川が開幕3連勝<卓球・Tリーグ>

写真:加藤美優(ニッペM・手前)と杜凱?(KA神奈川)/撮影:ラリーズ編集部

<ノジマTリーグ2019/20シーズン 9月1日(大阪府立体育館)>

1日、ノジマTリーグで日本ペイントマレッツと木下アビエル神奈川が対戦した。大阪府立体育館を訪れた756人の観客が見守る中での試合になったが、KA神奈川の勝利という結果に。ビクトリーマッチ(1ゲーム限りの延長戦)までもつれ、激戦となったこの試合を振り返る。

1番:李皓晴/蘇慧音 0-2 曾尖/森薗美月

写真:森園美月と曾尖/撮影:ラリーズ編集部
写真:森薗美月(右)と曾尖/撮影:ラリーズ編集部

1番ダブルスは、ニッペMから李皓晴(リホチン)/蘇慧音(スーワイヤムミニー)が、KA神奈川から曾尖(ゼンジャン)/森薗美月が登場。

試合は第1ゲームこそ10-10と接戦になるも、ここを取ったKA神奈川ペアの曾尖/森薗美月がミスの少ないプレーで堅実にポイントを重ね2-0と快勝。

終始安定したプレーを見せたKA神奈川ペアがニッペMペアに付け入る隙を見せなかった。

2番:加藤美優 1-3 杜凱?

写真:加藤美優と杜凱?のエース対決となった2番の様子/撮影:ラリーズ編集部
写真:加藤美優と杜凱?のエース対決となった2番/撮影:ラリーズ編集部

両チーム、ベンチ入りメンバーの中で最も世界ランクの高い選手による一戦。

第1ゲーム、加藤美優(ニッペM)が7-2と大量リードに成功する。しかし、ここから緩急をつけたプレーで杜凱?(ドゥホイカン・KA神奈川)が追い上げる。杜凱?は9-9に追いつくと、そのまま2得点をあげ第1ゲームを先取した。

第2ゲームも、5連続ポイントをあげた加藤が8-3と大量リード。しかし、ここでも杜凱?が追い上げを見せる。第2ゲームも杜凱?が逆転で奪い、勝利に王手をかけた。

後がなくなった加藤は第3ゲームを取り返すも、第4ゲームを杜凱?が落ち着いて奪い、ゲームカウント3-1で逃げ切った。

この試合で早くもKA神奈川が勝利に王手をかけた。

3番:スターシニー 3-2 曾尖

勝利後のサーウェタッブト
写真:勝利後のスターシニー/撮影:ラリーズ編集部

サウェータブット・スターシニー(ニッペM)は第1ゲーム、バックのミートが決まらず苦しんだ。曾尖に7連続ポイントを許し1-7と大きくリードされると、そのまま5-11でゲームを失う。

しかし、第2ゲームからバックのミートの角度が合い始め、11-5で第2ゲームを奪った。

第3ゲームは、スターシニーが10-6とリードを広げたが、曾尖が驚異的な粘りを見せる。ピンチからの5連続得点で曾尖が勝利に王手をかけた。

しかし第4ゲームは6-6から4連続得点で突き放したスターシニーが逃げ切り、勝利の行方は最終ゲームへもつれ込む。

6-6から始まる最終ゲーム。8-8、9-9と両者譲らない展開が続いたが、勝負はデュースの末にスターシニーに軍配。粘ってチームの勝利を決めたかった曾尖であったが、一歩及ばなかった。

4番:李皓晴 3-2 浜本由惟

写真:李皓晴/撮影:ラリーズ編集部
写真:李皓晴/撮影:ラリーズ編集部”

4番はダブルスでも出場した李皓晴と、前日のTOP名古屋戦でヤンハウンを圧倒した浜本由惟(KA神奈川)の対戦となった。

第3マッチの良い流れに乗った李皓晴が11-3と浜本を圧倒する。好調の浜本も負けじと11-7で取り返し、ゲームカウントは1-1のタイに。

第3ゲームは、中盤で5連続得点をあげた李皓晴が11-5で取ったが、第4ゲームは浜本のペースで進み11-5で浜本が奪い返した。

最終ゲーム、スタートダッシュに成功したのは浜本。スコアを9-6とし勝利目前に迫った。

しかし、ここから李皓晴の逆襲が始まり、驚異の5連続得点で逆転勝ち。

この勝利により、チームマッチのスコアは2-2となり、勝負の行方はビクトリーマッチにもつれ込んだ。

5番:加藤美優 0-1 杜凱?

写真:勝負を決めた杜凱?/撮影:ラリーズ編集部
写真:勝負を決めた杜凱?/撮影:ラリーズ編集部

ラストを託されたのは加藤と杜凱?。第2マッチと同じ顔合わせとなった。

出だしは3-1と加藤がリードしたが、すぐに杜凱?が3-4と逆転。ここで加藤がタイムアウトをとるも、杜凱?のペースは変わらず5-7と離される。

食らいつきたかった加藤だが、杜凱?が一気に4連続得点をあげるなど流れを渡さず。ビクトリーマッチも杜凱?に軍配があがった。

KA神奈川にとっては、石川佳純が不在の中での価値ある勝利に。一方、逆転勝利まであと一歩に迫ったニッペMにとっては、ホームでの悔しい敗戦となった。

杜凱?選手コメント

(石川佳純不在について)
石川選手がいた時は、少し安心していましたが、今日は自分がエースとして頑張るしかないと思って臨んだ。

木下アビエル神奈川はチームワークが良い。浜本も曾も負けたけど惜しかったし、誰かが負けても他の選手がカバーする良いチームだと思う。

(加藤美優との2試合について)
1試合目は色んな作戦を試してみて、戦い方が分かってきた。お互いそうだと思う。はじめはレシーブが怖かったけど、やりながら慣れていった。

(Tリーグ参戦へのモチベーションについて)
強くなるためにTリーグに来ている。レベルが高い選手と沢山試合が出来る。そして簡単には勝てない。たくさんTリーグで試合をして学びたいと思っている。

スコア:ニッペM 2-3 KA神奈川

李皓晴/蘇慧音 0-2 〇曾尖/森薗美月
10-11/6-11

加藤美優 1-3 〇杜凱?
9-11/9-11/11-6/9-11

サウェータブット・スターシニー〇 3-2 曾尖
5-11/11-5/10-11/11-8/12-10

李皓晴〇 3-2 浜本由惟
11-3/7-11/11-5/5-11/11-9

加藤美優 0-1 〇杜凱?
6-11

文:ラリーズ編集部

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