【卓球動画解説】金子碧衣(早稲田大)vs 石川梨良(青学大)|今日の1試合

福原愛、水谷隼、丹羽孝希ら日本のトップ選手を輩出し一時代を築いた青森山田中・高を14年間に渡って指導した名将・板垣孝司氏。

その板垣氏がトップ選手から年代別、ジュニア選手まで幅広い試合動画について両選手の特徴、勝敗を分けたポイントを語る。

今回は、2019年春季関東学生卓球リーグ戦 女子1部の「金子 碧衣(早稲田大)vs 石川 梨良(日本大)」。

両選手の特徴

愛知みずほ大学瑞穂高等学校出身の金子選手はバックハンドのブロックが固く、バックハンドでチャンスをつくりフォアハンドに結びつける正確な卓球を展開します。多彩なサーブも威力があり魅力的です。

エリートアカデミーで鍛えられた石川選手は高速バックハンドと打球点の高いフォアハンドでの得点能力に優れています。特にフォアサイドから両コースに打ち分けるフォアハンドは素晴らしいです。

見どころ

どちらの選手も前陣でのラリー能力に優れているので、サーブレシーブで相手を崩し、自分の展開に持っていきたい試合です。両選手ともに多彩なサーブを持っているので勝負どころでどのサーブを出すのか、その試合の中での判断が勝敗を分けそうな試合です。

勝負を分けたこの1本

※ページトップと同一の試合動画について、再生開始箇所を調整してお送りします。

第4ゲーム9対9での石川選手の巻き込みハーフロングサーブです。通常の斜め下回転サーブも得意な石川選手ですが、サーブがワンバウンドで出てしまうと、金子選手がしっかりとドライブレシーブしてからラリーに持ち込まれます。

この場面の巻き込みハーフロングは「しっかりとした回転をかけにくい」サーブなので、このサーブを判断した石川選手の目が勝敗を分けたと思います。11対10の場面でも同じサーブでレシーブミスを誘いました。

板垣’s EYE

金子選手も多彩なサーブを持っていますが、特に大量リードした第3ゲームにどのサーブから組み立てるか絞りきれなかったように思えます。第3ゲーム9対4とリードし10対8の場面でもYGロングサーブを出しましたが石川選手に狙い打たれてしまい、次のサーブが決まらなかったのかもしれません。

ただ試合はほんの僅差でした。次回の対戦でも高速ラリーを中心とした激戦になると思います。

次回の対戦も凄く楽しみです!

試合情報

大会名:2019年 春季 関東学生卓球リーグ戦 女子1部 第5戦
選手名:金子碧衣(早稲田大)vs石川梨良(青学大)
試合結果:金子 1-3 石川

映像提供:LaboLive

監修協力:Shakehands

文:ラリーズ編集部

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