日本男子、苦杯 張本「まだ団体戦の戦い方ができてない」<JA全農 卓球チームワールドカップ>

写真:張本智和(木下グループ)/撮影:ラリーズ編集部

<JA全農 2019ITTFチームワールドカップ東京大会 2019年11月6日〜11月10日>

6日、卓球チームワールドカップ東京大会が開幕。日本男子は初戦となるイングランド戦で敗れ、グループステージ首位通過に向けて厳しい黒星発進となった。

日本男子は張本智和(木下グループ)、水谷隼(木下グループ)、丹羽孝希(スヴェンソン)、吉村真晴(名古屋ダイハツ)、神巧也(T.T彩たま)の5人がメンバーに入り、イングランド戦は張本、丹羽、吉村の起用となった。

イングランドのエース・ピッチフォードを止められず

リアム・ピッチフォード
写真:リアム・ピッチフォード(イングランド)/撮影:ラリーズ編集部

前日の記者会見で、張本は「昨年の世界選手権ではイングランドに負けてしまったので、因縁のある対戦相手。自分も何度か負けている選手もいて、リベンジしたい気持ちもある。初戦になるが予選で一番大事な試合になる」と、警戒を強めていた今回のイングランド戦。

1番ダブルスは、日本から丹羽/吉村の2017年世界選手権・銅メダルペアが登場し、トム・ジャービス/ポール・ドリンコールと対戦した。試合は丹羽の打点の早い攻撃と、吉村のフォアフリックが要所で決まり、3-0のストレート勝ちを収めた。

2番は張本が登場し、過去1勝2敗と負け越しているリアム・ピッチフォードと対戦。互いに持ち味のバックハンドを活かした、激しい打撃戦を繰り広げた。フルゲームまでもつれ込む接戦となるも、終始ピッチフォードのバックハンドに苦しめられた張本が2-3で敗戦を喫した。

マッチスコア1-1で迎えた3番には、ダブルスにも出場した吉村が登場。途中ドリンコールに対しゲームカウント2-1とリードするも、第4、第5ゲームを連取され、悔しい逆転負けとなった。

後がなくなった日本は4番に丹羽が登場し、過去4戦全勝と分があるピッチフォードと対決した。しかし、第2ゲームを逆転で奪われるなど、張本を破り勢いに乗ったピッチフォードに押し切られ、0-3のストレートで敗れた。

日本男子はグループステージを黒星発進となったが、同日にオーストリアとの第2戦を控えている。何としても勝利し、本戦出場の切符を勝ち取りたいところだ。

試合後のコメント

丹羽孝希
写真:丹羽孝希(スヴェンソン)/撮影:ラリーズ編集部

丹羽は「ダブルスを取れて、ピッチフォード選手に今まで負けたことなかったんですけど、相手が今日は素晴らしいプレーしてきましたし、自分も良いプレーが出来なかったので、非常に悔しいです」と試合を振り返った。

3番で敗れた吉村は「自分の試合は出だしが悪くて。スタートで自分の中に迷いがあって、なかなか自分のプレーが出来ずに流れてしまったので、2ゲーム目以降もちょっと迷いのあるプレーになってしまったかなと思います」と自身の敗因を語った。

張本は「(7ゲームマッチの)シングルスと違う5ゲームというすぐに試合が終わってしまう中で、自信を持ってプレーできなかったというのは、まだ団体戦の戦い方ができてないなと思います」と団体戦への課題を口にした。

詳細スコア

〇丹羽孝希/吉村真晴 3-0 トム・ジャービス/ポール・ドリンコール
11-7/11-6/11-7

張本智和 2-3 〇リアム・ピッチフォード
11-6/7-11/8-11/11-9/8-11

吉村真晴 2-3 〇ポール・ドリンコール
2-11/11-4/11-7/3-11/9-11

丹羽孝希 0-3 〇リアム・ピッチフォード
8-11/10-12/5-11

文:ラリーズ編集部

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