卓球・ブンデスリーガプレーオフ、同時視聴者数12万人以上の高視聴率記録

写真:ザールブリュッケンを優勝に導いたフランチスカ(ドイツ)/提供:ittfworld

ヨーロッパ卓球連合(ETTU)は7日、ブンデスリーガのプレーオフの映像が数百万人の卓球ファンにリーチしたと、卓球の注目度の高さを示す内容をホームページで発表した。6月中旬に無観客で行われたブンデスリーガのプレーオフは、テレビ、インターネットを通じた無料配信が行われていた。

6月のブンデスリーガプレーオフはザールブリュッケンが初優勝

新型コロナウイルスの影響で延期となっていたドイツの卓球リーグ・ブンデスリーガのプレーオフは、2020年6月10、11、14日の日程で開催された。ドイツ代表のパトリック・フランチスカ、スロベニア代表のダルコ・ヨルジッチ、元中国代表左腕の尚坤(シャンクン)の活躍でザールブリュッケンが初優勝を飾っていた。

写真:ダルコ・ヨルジッチ(スロベニア)/提供:ittfworld
写真:ダルコ・ヨルジッチ(スロベニア)/提供:ittfworld

新型コロナウイルスの感染予防による措置のため、例年準決勝は3戦行われ2勝したチームが決勝に駒を進めていたが、今回は1試合制で行われた。また、最終5番のダブルスの代わりにシングルスが適応されることや、ゲームごとのコートチェンジも行われないなどの対策を徹底し、試合の実現にこぎつけた。

卓球の試合が高視聴率を記録

ドイツでは、スポーツ専門放送局のユーロスポーツが、プレーオフの試合のみならず、ザールブリュッケンのタイトル祝賀会までを生中継で放送していた。

今回、その放送の視聴率が発表され、ユーロスポーツでは、のべ60万人弱の視聴者がプレーオフ3試合を生中継で観戦し、同時視聴者数は12万人以上を記録したという。また、25,000人以上のファンがSportdeutschland.TVのライブストリームで視聴したこともETTUは報じている。

また、生中継での視聴ではなく試合のハイライトについては、各スポーツニュースで数百万人規模の視聴者に届き、新記録を達成したという。

ブンデスリーガのマネージング・ディレクターであるニコ・シュテーレ氏は「このような素晴らしい反応と前例のないリーチに大変満足しています。我々はコロナ時代の初のブンデスリーガチャンピオンを選ぶことに成功しただけでなく、卓球ブンデスリーガをメディアの注目の的にし、生放送することにも成功しました。卓球がテレビにとって非常に魅力的なフォーマットであることを示しました」とコメントした。

日本国内はTリーグが11月開幕を目指す

新型コロナウイルスの影響により、国内外ではスポーツの試合が中止・延期となっていた。しかし、ここ最近では卓球ブンデスリーガのように、日本国内でもプロ野球やJリーグなどがリモートマッチ(無観客試合)により試合を再開している。

1stシーズンの男子Tリーグ開幕戦の様子
写真:11月開幕を目指すTリーグ(写真は1stシーズンの男子Tリーグ開幕戦の様子)/撮影:ラリーズ編集部

卓球界においては、インターハイ含む多くの国内大会やワールドツアー・ジャパンオープンの中止が決定した中、Tリーグが11月開幕を目指し動いている。今回の新型コロナウイルスによる環境下でのドイツ国内における卓球の注目度の高さは、再開を目指す日本卓球界にとっても明るいニュースとなったことだろう。

文:ラリーズ編集部

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