明治大4年・龍崎東寅、世界卓球代表から値千金の勝利 コロナ禍の試合開催に感謝

<明治大学卓球部90周年記念事業・ドリームゲーム 10月18日・明治大学卓球部練習場>

18日、明治大学卓球部ドリームゲームとして、現役とOBオールスターが対戦し、現役チームが3-2で水谷隼(木下グループ)、丹羽孝希(スヴェンソン)ら擁するOBオールスターを下した。現役チームとして出場した龍崎東寅(りゅうざきとんいん)、西康洋、宇田幸矢、戸上隼輔、宮川昌大の5選手が試合を振り返った。

1年の宮川「自分にとっては良い環境」

写真:主将を務める西康洋/撮影:ラリーズ編集部
写真:主将を務める西康洋/撮影:ラリーズ編集部

1番シングルスで平野友樹(協和キリン)と対戦し、0-2で敗れた主将の西は、「向かっていくことだけを考えて、思い切ってプレーしました。平野さんとは去年試合させていただいたんですけど、そのときとは違ってレシーブを上手くされて自分の思うようなプレーはあんまりできなかった」と敗因を述べた。

写真:神巧也と対戦する宮川昌大/撮影:ラリーズ編集部
写真:神巧也と対戦する宮川昌大/撮影:ラリーズ編集部

続く2番で神巧也(T.T彩たま)から貴重な勝利をあげた1年生の宮川は「神選手は自分の憧れの選手でもあったので、この場所で試合できたことは、自分にとっても今後プラスになると思います。正直勝てるとは思ってなかったんですけど、自分のプレーをしようと考えていた。こんな豪華なメンバーに自分を選んでいただいて感謝しています」と“大学デビュー戦”を振り返った。

また、高校と大学の違いを聞かれた宮川は「練習時間は高校と比べると少なくなった。その中でも質の高い練習ができているので、自分にとっては良い環境」とコメントした。

値千金の勝利をあげた龍崎「本当に嬉しい」

3番の5ゲームマッチでは、龍崎が世界卓球代表の森薗政崇(BOBSON)と対戦した。龍崎が入学したとき、森薗は4年生と現役時代が被っていた2人は、プライベートでも仲の良い先輩後輩関係だという。龍崎がフルゲームの激戦を制し、4年生として意地の勝利をもぎとった。

写真:龍崎東寅(明治大)/撮影:ラリーズ編集部
写真:龍崎東寅(明治大)/撮影:ラリーズ編集部

試合のなかった時期に主将を務めた龍崎は「このような機会はめったにないので、すごく良い経験をさせてもらった。勝利することができて本当に嬉しいです。今年はコロナの影響で試合がほとんどなくなってしまったので、このような機会をいただいて非常にありがたかった」と感謝を述べた。

11月末には大学生の大会である全日本学生選抜強化大会が予定されており、「優勝目指して頑張ります」と意気込んだ。

丹羽孝希と対戦した戸上

4番では戸上と丹羽孝希(スヴェンソン)が対戦。2020年全日本選手権では戸上が勝利していたが、今回は丹羽にリベンジを許した。

「(全日本と)同じようにチキータとバックハンドを積極的に自分のプレーができたら勝てると思っていたんですけど、流れを止められてしまい上手く勝ちきれなかったです。1,2ゲーム目はサーブレシーブがあんまりよくなくて、サーブを順回転から逆回転に変えたのが上手くいって、3、4ゲームを取ることができた」と敗因を分析した。

戸上隼輔
写真:丹羽孝希と対戦した戸上隼輔/撮影:ラリーズ編集部

Tリーグ・琉球アスティーダにも所属する戸上は、11月に開幕を控えるTリーグや今後の大学の試合に向けて「Tリーグではチャレンジャーとして1つ1つチームに貢献できるように勝利を積み重ねていって、大学の試合では自分の目指している日本一に向けて頑張っていきたい」と意気込みを力強く語った。

水谷から勝利を奪った宇田

ラストで水谷に勝利し、現役チームに勝利をもたらした宇田。「戦術面で崩されたかけたんですけど、持ちこたえて、自分のペースにできた」と勝因を語った。

写真:宇田幸矢(明治大学)/撮影:ラリーズ編集部
写真:宇田幸矢/撮影:ラリーズ編集部

「明治のOB戦という緊張した場面で戦うことができた。この経験を活かしてTリーグ、ワールドツアーで上を目指して頑張っていきたいです」と今後へ向けてコメントを残した。

試合結果詳細

OBオールスター 2-3 現役

○平野友樹 2-0 西康洋
11-6/11-6

神巧也 1-2 ○宮川昌大
11-5/9-11/9-11

森薗政崇 2-3 ○龍崎東寅
9-11/11-3/9-11/11-3/8-11

○丹羽孝希 3-2 戸上隼輔
11-8/11-7/11-13/8-11/11-8

水谷隼 0-3 ○宇田幸矢
8-11/8-11/7-11

文:ラリーズ編集部

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