両チームのルーキーが白星デビュー 実業団・シチズン時計、T.T彩たま下す

<卓球 T.T彩たま・岡山リベッツ vs シチズン時計 プレシーズンマッチ>

卓球Tリーグ男子・T.T彩たまは30日、日本卓球リーグ所属の実業団・シチズン時計とプレシーズンマッチとして練習試合を行った。試合は、シチズン時計が、マッチカウント3-2でT.T彩たま・岡山リベッツの連合チームに勝利した。

T.T彩たま・岡山リベッツ連合チームが実業団・シチズン時計と対戦

T.T彩たまとシチズン時計は、10月28、29日の日程で合同練習を実施し、最終日となった30日にプレシーズンマッチとして練習試合を実施した。T.T彩たまからは、松平健太、今季から加入する英田理志、先日T.T彩たまへの加入を発表した篠塚大登に加え、岡山リベッツから上田仁が参戦した。

T.T彩たまベンチメンバー
写真:T.T彩たまベンチ/撮影:ラリーズ編集部

T.T彩たま・岡山リベッツは11月17日に開幕するTリーグサードシーズン、シチズン時計にとっては11月11日に開幕する後期日本リーグ熊本大会に向けて、大事な実戦の機会となった。

試合は本番さながらの1台進行、Tリーグルールの4シングルス1ダブルス、ダブルスは3ゲーム、シングルスは5ゲームスマッチで行われた。

全日本複チャンピオンの三部、ダブルス白星デビュー

1番のダブルスは、T.T彩たまからは攻撃型の松平とカットマン英田ペア、シチズン時計からは全日本ダブルスチャンピオンの三部航平と上村慶哉のペアが登場した。

シチズン時計のルーキー三部航平は、新型コロナウイルスの影響で今季ここまで試合がなかったため、これがシチズン時計としての団体戦デビューとなる。

三部航平/上村慶哉
写真:安定感のあるプレーを見せる三部航平(写真右)・上村慶哉ペア(シチズン時計)/撮影:ラリーズ編集部

松平/英田ペアも、松平の自在なブロックと、英田のカットマンとは思えない攻撃を繰り出したが、第1,2ゲームともミスの少ないプレーを展開した三部/上村ペアに軍配が上がった。

松平健太・英田理志
写真:松平健太・英田理志ペア/撮影:ラリーズ編集部

篠塚大登、T.T彩たまでのデビュー戦を白星で飾る

2番に登場したのは、T.T彩たまデビュー戦となる篠塚大登とシチズン時計からは酒井明日翔。篠塚の打点の早い攻撃を、酒井がカウンターで狙う展開となる。

篠塚大登
写真:T.T彩たまのデビュー戦を白星で飾った篠塚大登/撮影:ラリーズ編集部

2ゲームずつ取り合った最終5ゲーム目。9-7から、酒井のレシーブドライブを、篠塚が回り込んでカウンターのシュートドライブを決める。強気な攻めの姿勢を貫いた篠塚が3-2で勝利した。

酒井明日翔
写真:酒井明日翔(シチズン時計)/撮影:ラリーズ編集部

上村慶哉、粘って勝利

3番はT.T彩たまから松平、シチズン時計からは上村の対戦。序盤から上村が積極的に攻めてポイントを重ねる。松平はなかなか上村のボールと合わずに上村が2ゲームを連取する。

上村慶哉
写真:上村慶哉(シチズン時計)/撮影:ラリーズ編集部

3ゲーム目、コースを丁寧につき、変化をつけたブロック、カウンターで上村のミスを誘った松平が取り返すも、勝負どころで粘り強く返球する上村が第4ゲームを取り、ゲームカウント3-1で勝利した。

松平健太
写真:松平健太(T.T彩たま)/撮影:ラリーズ編集部

上田仁、仕上がり順調

4番は岡山リベッツからの助っ人・上田と、ルーキー三部の対戦。青森山田高校出身対決となる。最初の1ポイント目から声を出していく上田仁が、目の覚めるような連打を見せて1ゲーム目を取る。フォアドライブの安定感に加え、ストップ、チキータと多彩なレシーブで三部に的を絞らせない。

上田仁
写真:充実したプレーを見せた上田仁(T.T彩たま)/撮影:ラリーズ編集部

2ゲーム目は、ラリー戦でコースを打ち分けた三部が取り返すも、終始集中力の切れない上田が続く第3ゲームも取り、ゲームカウント3-1で三部に勝利し、順調な仕上がりを見せた。

三部航平
写真:三部航平(シチズン時計)/撮影:ラリーズ編集部

ラストはカットマン対決

勝負のかかった5番は、どちらも攻撃力の高いカットマン同士の対決。T.T彩たまから英田理志、シチズン時計からは御内健太郎が登場した。

御内健太郎
写真:御内健太郎(シチズン時計)/撮影:ラリーズ編集部

序盤からお互い3球目攻撃を仕掛けていく展開に。1ゲームずつ取り合った3ゲーム目7-7から、カット打ちで御内を前後に揺さぶった英田が最後に台上で2バウンドするストップで得点して流れを掴み、3ゲーム目も取る。

英田理志
写真:英田理志(T.T彩たま)/撮影:ラリーズ編集部

カット打ちの安定感では負けていない御内も、英田のカットを何度もノータッチで撃ち抜き、第4ゲームを取る。いよいよ勝負のかかった6-6からの第5ゲーム。息を飲むカット打ちの展開になるが、最後は英田のレシーブをカウンタードライブで返し、御内が勝利を決めた。

シチズン時計が勝利

この結果、Tリーグチームと実業団の練習試合は、シチズン時計がマッチカウント3-2でT.T彩たま・岡山リベッツに勝利を収めた。両チームのルーキーが積極的な姿勢で勝利し、それぞれのチームに刺激をもたらした。

写真:T.T彩たま・岡山リベッツ、シチズン時計のメンバー/撮影:ラリーズ編集部
写真:T.T彩たま・岡山リベッツ、シチズン時計のメンバー/撮影:ラリーズ編集部

T.T彩たまの篠塚大登は「ここに来るときは緊張していたんですけど、試合入ったら意外と緊張がなくて、力抜けてやれたかなと思います。(Tリーグに)何試合出れるかわからないですけど、自分が出られる試合は全部勝つ気持ちで試合に臨みたい」と力強く意気込んだ。

篠塚大登
写真:篠塚大登(T.T彩たま)/撮影:ラリーズ編集部

T.T彩たま・岡山リベッツ 2-3 シチズン時計

松平健太/英田理志 0-2 ○三部航平/上村慶哉
9-11/7-11

○篠塚大登 3-2 酒井明日翔
9-11/11-6/11-6/6-11/11-7

松平健太 1-3 ○上村慶哉
6‐11/7-11/11-9/10-11

○上田仁 3-1 三部航平
11‐7/8-11/11-10/11-10

英田理志 2-3 ○御内健太郎
9-11/11-10/11-8/10-11/9-11

文:ラリーズ編集部

関連記事(外部サイト)