伊藤美誠、準決勝突破ならず 決勝は男女ともに中国対決<卓球・ITTFファイナル4日目見どころ>

<ITTFファイナル 11月19日〜22日 中国・鄭州>

21日、ITTFファイナルは大会3日目を迎え、男女シングルスの準決勝が終了し、残すは22日の決勝のみとなった。

日本勢で唯一勝ち残っていた伊藤美誠(スターツ)は、王曼c(ワンマンユ・中国)にストレートで敗れ、ベスト4という結果となった。

大会3日目総括

伊藤美誠
写真:伊藤美誠/提供:ittfworld

準々決勝で中国の王藝迪(ワンイーディ)を倒して勝ち上がってきた伊藤は、王曼c(ワンマンユ・中国)と対戦した。前日に中国選手を倒した勢いのまま準決勝に挑みたい伊藤だったが、第1、第2ゲームともにあっさり奪われてしまう。

第3ゲームは相手の攻撃を上手くしのぎ、7-10から9-10まで追い上げたが、すかさず中国がタイムアウトをとる。タイムアウト明けの1点は王曼cが奪い、伊藤は後がなくなる。4ゲーム目も王曼cのプレーの前に屈し、ストレート負けを喫した。

王曼c(ワンマンユ・中国)
写真:決勝進出を決めた王曼c/提供:ittfworld

準決勝のもう1試合は陳夢(チェンムン)と孫穎莎(スンイーシャ)の中国選手同士の戦いとなり、陳夢がストレートで孫穎莎を下し、決勝へと駒を進めた。

樊振東
写真:樊振東(ファンジェンドン)/提供:ittfworld

男子は樊振東(ファンジェンドン・中国)と韓国の張禹珍(チャンウジン)との対戦となった。張禹珍は初戦で張本智和(木下グループ)、準々決勝で林高遠(リンガオユエン・中国)をフルゲームの末に破り、準決勝に勝ち進んできた。中国勢の牙城を崩したいところだったが、樊振東が強さを見せつけ、4-1で張禹珍を退けた。

もう一方の準決勝、馬龍(マロン・中国)と許マ(シュシン・中国)の対決は、馬龍に軍配が上がった。

決勝は男女ともに中国勢

大会最終日となる4日目は決勝が行われ、頂点を決める。

決勝組み合わせ

女子シングルス
陳夢(チェンムン・中国)−王曼c(ワンマンユ・中国)

男子シングルス
樊振東(ファンジェンドン・中国)−馬龍(マロン・中国)

陳夢(チェンムン・中国)
写真:陳夢/提供:ittfworld

女子シングルスの決勝カードは昨年のITTFワールドツアー・グランドファイナルと同じく、陳夢と王曼cである。昨年は陳夢が4-1で勝利しており、王曼cは2018年に勝利をあげて以来、陳夢に9連敗中である。世界ランク1位の陳夢が強さを見せつけるのか、今大会わずか1ゲームしか落としていない、勢いのある王曼cが勝利するのか、注目の決勝となる。

馬龍(マロン・中国)
写真:馬龍/提供:ittfworld

男子シングルス決勝も、樊振東と馬龍の中国勢同士の対決となった。なんと男子も昨年のITTFワールドツアー・グランドファイナルと同じ対戦カードである。その時は4-1で樊振東が馬龍を下している。通算の対戦成績では馬龍が14勝5敗と大きく勝ち越しているが、昨年は4戦中3戦で樊振東が勝利しており、今年のW杯でも樊振東が勝利している。果たしてどちらに軍配が上がるのか、楽しみな一戦だ。

ITTFファイナル3日目 日本選手の結果

女子シングルス準決勝

伊藤美誠 0-4 〇王曼c(中国)
3-11/4-11/9-11/6-11

文:ラリーズ編集部

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