サッカーW杯最終予選、アウェー戦が地上波で見られない理由 DAZNが放映権を獲得

サッカーW杯最終予選、アウェー戦が地上波で見られない理由 DAZNが放映権を獲得

ホームのオマーン戦は黒星

 サッカーW杯アジア最終予選が始まった。

 だが、悲しいかな、アウェー戦は地上波中継がない。

「1次、2次予選は開催国に放映権があるのですが、最終予選はアジアサッカー連盟が全試合一括で放映権を販売しています」

 サッカーライターが語る。

「これまではテレビ朝日が購入していたのですが、今回から売値が3倍近くに急騰したため、テレ朝は購入を断念したんです」

 代わりに放映権を獲得したのは、世界的ネット配信会社の「DAZN(ダゾーン)」。その額は8年契約で2千億円に及ぶという説もある。

 もっとも、ホーム戦に限ってはテレ朝が引き続き中継する。というのも、

「ホーム戦だけDAZNからバラで転売してもらったんです」

 なんでアウェー戦は買わなかったのか?

「アウェー戦は、たとえ放映権を購入しても、DAZNや相手国の都合があるので、要望通りに試合時間が設定されないんです。すると、中東での試合は真夜中キックオフなんてことになる。これではスポンサーがつかず赤字必至です」

 実際、7日にドーハで行われた対中国戦は24時キックオフだった。

「一括に含まれるアジアカップも、今後は最終予選同様に観られなくなります」

「週刊新潮」2021年9月16日号 掲載

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