大坂なおみを東京五輪旗手に…選手団トップに決まった「テニス協会専務」が説得?

大坂なおみを東京五輪旗手に…選手団トップに決まった「テニス協会専務」が説得?

大坂なおみ

 東京五輪日本選手団のトップ2が決まった。

 団長が日本テニス協会専務理事の福井烈(つよし)氏。総監督が日本陸上競技連盟専務理事の尾縣貢(みつぎ)氏である。

「ともに知名度は高くないし、そもそも五輪出場経験がないんです。顔役としてはいかがなものか」

 と大手紙五輪担当記者が首を傾げる。リオ五輪では橋本聖子団長(スピードスケート・アルベールビル五輪銅)に高田裕司総監督(レスリング・モントリオール五輪金)、ロンドン五輪では上村春樹団長(柔道・モントリオール五輪金)に塚原光男総監督(体操・五輪3大会金)など、過去を見渡すと錚々たる顔ぶれだが、なぜ今回は“地味”なのか。

 日本オリンピック委員会(JOC)関係者が明かす。

「本来は強化本部長だった山下泰裕さんが団長を務めるはずでしたが、6月にJOC会長になってしまった。そこで、山下会長の“お友達”である2人に役が回ってきたわけ」

 JOC理事には、柔道の山口香氏や、新体操の山崎浩子氏、マラソンの高橋尚子氏など有名人も名を連ねているが、

「彼女たちは強化部門担当でないので不適格だと。個人的には、どうせトップ2は名誉職だし、会長は“女性登用”を掲げているから、やってもらえばいいと思うんですけどね」(同)

 もっとも、この“おっさんコンビ”、役に立たないわけではなさそうだ。

「出場選手が決まると、その中から“旗手”と“主将”を決めます。実はこれがなかなか決まらない。本番直前の大事な時期にイベントに駆り出されるし、会期中も旗手は開会式で行進を、主将は各競技会場を応援行脚する。あまりに負担が大きく、有力選手ほどやりたがらないのです」(同)

 そこで、コンビの出番だ。

「福井さんに大坂なおみを口説いてもらう。世界的に有名な彼女ほど旗手にふさわしい人はいません。主将は内村航平が本命ですが、代表に選ばれないかもしれない。そのときは尾縣さんに、リオ五輪400メートルリレー銀メダリストで、昨年のアジア大会で主将を務めた山縣亮太を拠出してもらえれば」(同)

 いぶし銀の活躍に期待。

「週刊新潮」2019年12月12日号 掲載

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