アイバーソンが“96年ドラフト組最強説”を主張!ジョーダン擁する84年、レブロン率いる03年よりも「俺たちがベスト」と豪語<DUNKSHOOT>

アイバーソンが“96年ドラフト組最強説”を主張!ジョーダン擁する84年、レブロン率いる03年よりも「俺たちがベスト」と豪語<DUNKSHOOT>

ジョーダン(右上)を輩出した84年、レブロン、ウェイド、ボッシュ(右下)らを擁する03年を制し、「96年ドラフト組がベスト」とアイバーソン(左)は高らかに宣言。(C)Getty Images

NBA史上最高のドラフト豊作年と言えば、“神様”マイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか)を筆頭とした1984年が定説だ。しかし、“小さな得点王”として人気を博した殿堂入り選手のアレン・アイバーソン(元フィラデルフィア・セブンティシクサーズほか)は、「俺たち以上に優れた年はない」と“1996年ドラフト組最強説”を唱えている。

 議論の発端となったのは、NBAが4月11日(日本時間12日)にリリースしたドキュメンタリー2部作『Ready or Not:The 96 NBA Draft』だ。同作はアイバーソン、コビー・ブライアント(元ロサンゼルス・レイカーズ)らを擁した1996年ドラフト組をフィーチャーしたもの。作品内では、アイバーソンやレイ・アレン(元ボストン・セルティックスほか)、ステフォン・マーブリー(元ニューヨーク・ニックスほか)ら当人たちの声も収録されているが、告知用に投稿された『NBA TV』の映像では、同年全体1位指名のアイバーソンが高らかに「ナンバー1」を主張している。
 「人々はマイク(ジョーダン)がいた年(1984年)について話すし、レブロン(ジェームズ/レイカーズ)や(ドゥエイン)ウェイド(元マイアミ・ヒートほか)、メロ(カーメロ・アンソニー/ポートランド・トレイルブレイザーズ)のいた2003年を挙げることもある。どちらも素晴らしいが、1996年ドラフト組が圧倒的にベストだ。1996年のメンバーは歴代でもベスト。間違いなく伝説的な存在だ。俺たち以上に優れたドラフトイヤーはないと思う」

 これまで、1984年ドラフトは史上最高の豊作と言われてきた。ジョーダン(全体3位)だけでなく、必殺技の“ドリーム・シェイク”を武器にリーグを席巻した名センターのアキーム・オラジュワン(元ヒューストン・ロケッツほか/1位)、ジョーダンのライバルとしてしのぎを削ったチャールズ・バークレー(元フェニックス・サンズほか/5位)、ジョン・ストックトン(元ユタ・ジャズ/16位)と、後世に語り継がれる4人のスーパースターを輩出している。
  それに次ぐ位置づけなのが、2003年ドラフト組だ。“キング”ことレブロン(全体1位)をはじめ、カーメロ(3位)、クリス・ボッシュ(元トロント・ラプターズほか/4位)、ウェイド(5位)と、2000年代を牽引してきた顔ぶれがズラリと並ぶ。しかし、アイバーソンはこの両方とも自分たち“1996年ドラフト組”には及ばないと宣言したのだ。

 実際、1996年ドラフトはアイバーソン、アレン(5位)、コビー(13位)、スティーブ・ナッシュ(元サンズほか/15位)の4人が殿堂入り。ほかにもマーカス・キャンビー(元デンバー・ナゲッツほか/2位)、シャリーフ・アブドゥル・ラヒーム(元バンクーバー/現メンフィス・グリズリーズほか/3位)、マーブリー(4位)、アントワン・ウォーカー(元セルティックスほか/6位)、ケリー・キトルズ(元ニュージャージー/現ブルックリン・ネッツほか/8位)、ペジャ・ストヤコビッチ(元サクラメント・キングスほか/14位)、ジャーメイン・オニール(元インディアナ・ペイサーズほか/17位)、ジードルナス・イルガスカス(元クリーブランド・キャバリアーズほか/20位)、デレック・フィッシャー(元レイカーズほか/24位)と、実力派の職人が揃っていた。アレンが3ポイント成功数歴代トップ(2973本)、ナッシュが通算アシスト数歴代3位(1万335本)に立つなど、実績も際立っている。
  それぞれ時代背景やスタイルも異なるため、純粋な比較は難しいが、アイバーソンの主張もあながち間違いではないだろう。『Ready or Not:The 96 NBA Draft』のリリースに伴い、“1996年ドラフト組最強説”が勢いを増していくかもしれない。

構成●ダンクシュート編集部

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