「あの難易度は10段階で10に入る」ドンチッチのショット能力にレディックが脱帽!「相手がいいディフェンスをしても…」<DUNKSHOOT>

「あの難易度は10段階で10に入る」ドンチッチのショット能力にレディックが脱帽!「相手がいいディフェンスをしても…」<DUNKSHOOT>

今季のドンチッチは平均28.5点、8.0リバウンド、8.8アシストを記録。若きエースに導かれ、現在マブズはカンファレンス6位につけている。(C)Getty Images

2年連続でプレーオフ進出を目指すダラス・マーベリックスは、現地時間4月26日(日本時間27日、日付は以下同)終了時点でウエスタン・カンファレンス6位(33勝27敗/勝率55.0%)につけている。

 チームを牽引するのはもちろん、2年連続でオールスターの先発を務めたルカ・ドンチッチ。スロベニア出身の22歳は、キャリア3年目の今季は平均28.5点、8.0リバウンド、8.8アシストという好成績を残している。

 エースの周囲にはクリスタプス・ポルジンギスやティム・ハーダウェイJr.、ジェイレン・ブランソン、ジョシュ・リチャードソン、ドリアン・フィニー・スミスといった選手たちがいるが、3月にトレードでチームに加入したJJ・レディックは、26日に地元メディア『The Dallas Morning News』へドンチッチについて次のように話していた。

「バスケットボールをプレーしている時、彼にはプレッシャーがないように見える。ただ自由な流れでゲームを楽しんでいるんだ。彼はまさに申し分ない選手。特にショットメーキングの点では本当に目を見張るものがある。彼の持つショットメーキング能力がエリートなのは間違いない」
  キャリア15年目のレディックは、オーランド・マジック時代にドワイト・ハワード(現フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)、ロサンゼルス・クリッパーズ時代にはクリス・ポール(現フェニックス・サンズ)、シクサーズ時代にはジョエル・エンビードとベン・シモンズ、今季途中まで在籍していたニューオリンズ・ペリカンズではザイオン・ウィリアムソンとブランドン・イングラムというオールスター選手たちとプレーしてきた。

 そんな経験豊富なレディックから見ても、ドンチッチが繰り出すショットメーキング能力は見事だと感じているようだ。

「難しいショットを決める頻度がすごいんだ。メンフィス(グリズリーズ)戦ではジャ・モラントがいいディフェンスをしていたのに、クロスオーバーで交わしてからステップバックの片足ジャンパーへと持ち込んでいたんだ。フリースローライン付近からコンテストされたショットを打ったのに、それを決めてしまった。ああいったショットを決められる選手は世界でもほんのわずかしかいない。あの難易度は10段階で10に入るよ」
  ドンチッチにはステップバックスリーという必殺技があるが、自身の身体の使い方を熟知しており、磨かれたスキルと合わさってクリエイティビティ溢れるプレーも魅力的。4月14日のグリズリーズ戦では、残り1.8秒から2人のディフェンダーの間をすり抜け、ブザービーターとなる3ポイントを決めて逆転勝利に導いた。

 また、チームメイトたちの位置を把握し、ドライブから自らが囮となって手の平を返すかのようなノールックパスで3ポイントをお膳立てするなど、ますますアンストッパブルな選手へと進化を遂げている。
 「決まることもあるし、ミスすることだってある。でもあのショットは自分が打たなきゃいけない。それが最も大事な部分だと思う。ああいう場面でチームが僕を信頼してくれているんだから、これからも打ち続けていくよ」

 クラッチショットについてそう語ったドンチッチは、勝負所でもいとも簡単にスーパープレーを決めるだけに、相手チームにとっては脅威以外の何物でもない。すでにベテランの風格さえ漂うオールラウンダーがレギュラーシーズン終盤戦、そしてプレーオフでも“ルカ・マジック”でマブズを勝利へと導くことだろう。

文●秋山裕之(フリーライター)

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